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<title>洋書雑読記</title>
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<description>これまでに読んだ洋書の感想を、備忘録的に書いております。ノンフィクションやビジネス書が中心です。</description>
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<dc:date>2025-07-19T16:43:29+09:00</dc:date>


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<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/07/post-ef22d4.html">
<title>marley &amp; me / john grogan</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/07/post-ef22d4.html</link>
<description>
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ジャーナリストである著者John Grogan氏と飼い犬のMarleyとの交流を描いたノンフィクション。Marleyの一生が描かれています。
Marleyは元気が有り余っていて、家の中を盛大に荒らすし、いたずらも沢山するし、飼い主の言うこともあまり聞けないし、ちょっと困った犬（ラブラドール・レトリバー）です。そんな犬でも、いやそんな犬だからこそ、次第に家族のかけがえのない一員になっていきます。
本書には、辛い話や、大変だった話も含まれているのですが、...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://irish.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_0002_20250719163301.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0002_20250719163301" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0002_20250719163301.jpg" alt="Dsc_0002_20250719163301" width="200" height="267" border="0" /></a></p>
<p><a href="https://amzn.to/4eXz5QD" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>ジャーナリストである著者John Grogan氏と飼い犬のMarleyとの交流を描いたノンフィクション。Marleyの一生が描かれています。</p>
<p>Marleyは元気が有り余っていて、家の中を盛大に荒らすし、いたずらも沢山するし、飼い主の言うこともあまり聞けないし、ちょっと困った犬（<span>ラブラドール・レトリバー）です。そんな犬でも、いやそんな犬だからこそ、次第に家族のかけがえのない一員になっていきます。</span></p>
<p>本書には、辛い話や、大変だった話も含まれているのですが、上手くユーモアがちりばめられているので（ニワトリに名前をつけてしまう箇所とか…）、最後まで楽しく読むことができました。<span></span></p>
<p><span>我が家は猫派なのですが、それでもやはりMarleyが年をとって弱っていくところでは、思わず涙が出てきてしまいました。通勤電車で読む場合は要注意です…</span></p>
<p><span>あと、私がアイルランド音楽をやっていて、何回かアイルランドにも行っているので、著者がアイリッシュ系なのも親しみが持てました。本書の中でも、若い頃に夫婦でアイルランド旅行に行ったり、子供がアイリッシュに多い名前（Patrick, Conor and Colleen）だったり、Johnの40歳の誕生日パーティーにバグパイプ</span>（それは、スコットランドでは？）が登場したりしていました。</p>
<p><span>本書は、犬好きの方はもちろんのこと、猫好きの方、動物好きの方にはお勧めできると思います。犬を飼おうとしている方も、本書を読むといろいろ覚悟ができると思います！</span></p>
<p>本書を読んで、一瞬「犬と暮らすのもいいかなぁ…」と思ってしまったのですが、やはり大変そうなので辞めておきます。我が家は猫が丁度いいですね…</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2025-07-19T16:43:29+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/05/post-f11901.html">
<title>Right Kind of Wrong: The Science of Failing Well / Amy Edmondson</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/05/post-f11901.html</link>
<description>
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確か、紀伊國屋書店の洋書フェアで見かけて面白そうだったので買った本だと思います。ようやく読めました。賢く失敗する、失敗から賢く学ぶためにはどうしたらよいか、そのような内容が書かれている本だと思います。
・「失敗」といっても、「良い失敗」「必要な失敗」「避けられない失敗」もあれば、「悪い失敗」「不必要な失敗」「避けられる失敗」もある。前者であれば、できるだけリスクを抑えながらどんどん失敗してそこから学ぶべきだし、後者であれば、起きてしまった失敗からしっ...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://irish.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_0020_20250525113501.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0020_20250525113501" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0020_20250525113501.jpg" alt="Dsc_0020_20250525113501" width="200" height="267" border="0" /></a></p>
<p><a href="https://amzn.to/3Z35WwG" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>確か、紀伊國屋書店の洋書フェアで見かけて面白そうだったので買った本だと思います。ようやく読めました。賢く失敗する、失敗から賢く学ぶためにはどうしたらよいか、そのような内容が書かれている本だと思います。</p>
<p>・「失敗」といっても、「良い失敗」「必要な失敗」「避けられない失敗」もあれば、「悪い失敗」「不必要な失敗」「避けられる失敗」もある。前者であれば、できるだけリスクを抑えながらどんどん失敗してそこから学ぶべきだし、後者であれば、起きてしまった失敗からしっかり学び、同様の失敗が起きないように対策をすべきである。</p>
<p>・失敗した時に、人は、その原因をしっかり考えなかったり、表面的な分析で終わらせたり、他人のせいにしたりする傾向がある。失敗から賢く学ぶためには、一旦立ち止まって、表面的な分析で終わってないか、自分にも落ち度がなかったのか等、失敗の原因を深く考えた上で、表面的でない一番良い対策方法を選ぶべきである。</p>
<p>・なにかにチャレンジする時には、状況をしっかり把握する必要がある。新しい分野でのチャレンジなのか、知識・ノウハウがある程度確立された分野でのチャレンジなのか、前者であれば、目的を明確にした上でどんどん失敗する必要があるし、後者であれば、既存の知識・ノウハウをしっかり学習して、余計な失敗をしないようにすべきである。また、失敗した時の影響（physical, financial and reputational）が大きいチャレンジなのか、失敗した時の影響が小さいチャレンジなのか、前者であれば、少しでも影響が小さくなるよう工夫し、慎重に進めるべきである。更に、複合的要因がからみ合う状況であれば、ことが大きくならないうちに失敗の目を摘むことができる仕組みを用意しておく必要がある。</p>
<p>・「良い失敗」を促進し「悪い失敗」をなるべく防ぐためには、組織の中に心理的安全性があることが大事である。組織として失敗から学ぶことができるように、積極的に失敗を共有するような仕組み・組織文化ができているか。失敗が起きそうなときに、誰でも声を上げることができるような仕組み・組織文化ができているか。失敗に関する情報が組織内でスムーズに流れていることが大事。</p>
<p>大まかには、上記のようなメッセージを本書から受け取りました。</p>
<p>洋書としては、具体例が豊富に出てくるので、最後まで興味深く読むことができました。使用単語も比較的易しいので、読み易いかと思います。また、トヨタの話が結構出てくるので、日本人には馴染みやすいかもしれませんね。</p>
<p>「失敗」を新たな視点で捉え直すことができる良い本だと思います。お勧めです。</p>
<p> </p>
<p>最後に、覚えておきたいなぁ…と思ったフレーズを一つ。</p>
<p><span style="font-size: 12pt;">Between stimulus and response there is a space. In that space is our power to choose our response. In our response lies our growth and our freedom.</span></p>
<p><span style="font-size: 12pt;">-Attributed to Viltor E. Frankl</span></p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>
<dc:subject>ビジネス</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2025-05-25T12:19:35+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/02/post-828875.html">
<title>the Myth of Normal: Illness, Health and Healing in a Toxic Culture / Gabor Mate, Daniel Mate</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2025/02/post-828875.html</link>
<description>
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動画でGabor Mate氏のインタビューを聴いて気になったので読んでみました。
著者の主張の概要は…
現在、身体的な症状（病気）の治療においては、化学療法等の身体への働きかけしか行われないことが多いが、併せて心の問題への働きかけも行う必要がある。心と体は一体であり、実際、心の問題が身体的な症状となって現れることが多い。特に、幼少期のトラウマとそれに対する過度な反応・適応が、後に身体的な症状を引き起こすことが多い。従って、身体的な症状の治療に当たって...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0311" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0311.jpg" alt="Dsc_0311" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/4hIICv4" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>動画でGabor Mate氏のインタビューを聴いて気になったので読んでみました。</p>
<p>著者の主張の概要は…</p>
<p>現在、身体的な症状（病気）の治療においては、化学療法等の身体への働きかけしか行われないことが多いが、併せて心の問題への働きかけも行う必要がある。心と体は一体であり、実際、心の問題が身体的な症状となって現れることが多い。特に、幼少期のトラウマとそれに対する過度な反応・適応が、後に身体的な症状を引き起こすことが多い。従って、身体的な症状の治療に当たっては、医師も患者も、患者の心の問題や過去にも向き合う必要がある。</p>
<p>そして、我々は、それら心の問題を引き起こしている社会的背景にも目を向け、改善していく必要がある。</p>
<p>…という風に理解しました。</p>
<p>著者の医師としてのこれまでの経験や、患者や専門家へのインタビューを踏まえて上記の主張を展開しているので、なかなか説得力があると思いました。冷静に主張を展開するというよりは、熱心に語る感じがしたので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は最後まで興味深く読むことができました。</p>
<p>また、以前読んだ「<a href="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2019/11/post-cd5869.html" target="_blank" rel="noopener">12 Rules for Life</a>」の著者であるJordan Peterson氏の主張を批判していたり、映画「Good Will Hunting」の話が出てきたり、これまた以前読んだ「<a href="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2020/11/post-155ab0.html" target="_blank" rel="noopener">Invisible Women</a>」が女性の置かれている現状を説明するために引用されていたり、いろいろ話がつながって面白かったです。</p>
<p>難易度としては、500頁くらいあり、単語もそこそこ難しかったので、読むのに数ヶ月かかってしまいました。ので、軽く読む感じの本ではないかと思いますが、いろいろ考えさせられる良書だと思いました。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2025-02-05T10:13:52+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2024/08/post-724f07.html">
<title>NOISE: A FLAW IN HUMAN JUDGMENT / Daniel Kahneman, Olivier Sibony, Cass R. Sunstein</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2024/08/post-724f07.html</link>
<description><![CDATA[
Amazonへのリンク
何かの記事で見かけて面白そうだったので読んでみました。本書の概要をざっくり書くと以下のような感じかと思います。
*************************************************************************
裁判所による量刑、保険会社による保険料の算出、病院による診断及び治療方法の決定、会社等における採用活動及び社員の評価、会社における業績予想やM&amp;A判断等々、組織で行われる様々な判断におい...]]></description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0081" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0081.jpg" alt="Dsc_0081" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/4cyxz4w" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>何かの記事で見かけて面白そうだったので読んでみました。本書の概要をざっくり書くと以下のような感じかと思います。</p>
<p>*************************************************************************</p>
<p>裁判所による量刑、保険会社による保険料の算出、病院による診断及び治療方法の決定、会社等における採用活動及び社員の評価、会社における業績予想やM&amp;A判断等々、組織で行われる様々な判断において、しばしば看過できない不公平、誤りが発生する。</p>
<p>その原因としてはバイアス（組織全体の偏った傾向）とノイズ（人毎の判断基準・能力の違い／その人自身の判断のゆれ）があり、バイアスについては認識され、改善努力が行われることが多いが、ノイズについては認識されることが少ないのが現状である。</p>
<p>実際に組織の判断におけるノイズについて調査してみると、思っていたよりもかなり多くのノイズが存在していることが分かる。ノイズを完全に排除することは難しいが、減らす方策はいくつもある。例えば…</p>
<p>・判断する人に余計な（不必要な）情報を与えない。<br />・複数の人の判断を平均化する。<br />・判断する事象に関する平均値（平均的な量刑、保険料、年間売上高、等々）を意識する。<br />・判断のガイドラインを作成する。<br />・数値等で評価する場合には、その数値毎にベースとなる具体的事例を用意する。<br />・評価する項目を明確かつ具体的に定め、一つずつ独立して判断する。</p>
<p>といった方策が挙げられる。ノイズによってもたらされる看過できない不公平や誤りを防ぐためにも、これらの方策を実施することを検討すべきである。</p>
<p>*************************************************************************<br />確かに、判断におけるバイアスについては見聞きすることも多く、日本社会や勤務先や自分が陥りがちなバイアスについて考えることもしばしばあるのですが、ノイズについては考えたことが殆どありませんでした。本書を読むことで、普段意識することのないノイズについてじっくり考えることができ、新たな視点を得ることができたと思います。</p>
<p>10年以上前に読んだDaniel Kahneman氏の「<a href="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2013/01/thinking-fast-a.html" target="_blank" rel="noopener">THINKIG, FAST AND SLOW</a>」がそこそこ難しく、当時読むのに苦労したので、本書も身構えて読み始めたのですが、同書と比べると単語が平易で、かなり読みやすかったです。また具体的事例が豊富で、理解もしやすかったです。数式やグラフが出てきたり、400頁弱あったりするので万人にお勧めできるとは思いませんが、読む価値のある本だと思います。</p>
<p>日本語訳は<a href="https://amzn.to/4g16JoO" target="_blank" rel="noopener">こちら</a>。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>
<dc:subject>ビジネス</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2024-08-24T20:48:32+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2024/05/post-979853.html">
<title>THE INEVITABLE: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future / Kevin Kelly</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2024/05/post-979853.html</link>
<description>
Amazonへのリンク
少し前にツイッター（X）上で見かけて、面白そうだったので読んでみました。本書では、インターネットやAIといった新しいテクノロジーの発展により今後社会がどのような方向に変化していくか、以下の12の項目を挙げて示しています。
1 BECOMING2 COGNIFYING3 FLOWING4 SCREENING5 ACCESSING6 SHARING7 FILTERING8 REMIXING9 INTERACTING10 TRACKING11 QUESTI...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_00012" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_00012.jpg" alt="Dsc_00012" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/4bPyZaG" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>少し前にツイッター（X）上で見かけて、面白そうだったので読んでみました。本書では、インターネットやAIといった新しいテクノロジーの発展により今後社会がどのような方向に変化していくか、以下の12の項目を挙げて示しています。</p>
<p>1 BECOMING<br />2 COGNIFYING<br />3 FLOWING<br />4 SCREENING<br />5 ACCESSING<br />6 SHARING<br />7 FILTERING<br />8 REMIXING<br />9 INTERACTING<br />10 TRACKING<br />11 QUESTIONING<br />12 BEGINNING</p>
<p>１つの項目に１章ずつ割いて、具体的事例を挙げながら丁寧に説明しています。また、各項目が相互に密接に関係していることもよく分かると思います。</p>
<p>「5 ACCESSING」が、私にとっては一番実感できる項目でしょうか。自動車は買わないでカーシェアリング・サービスを使っているし、音楽はCDは殆ど買わずにSpotifyで聴いているし、日経新聞は紙ではなくネットで読んでいるし、自分で撮った動画や写真はハードディスクではなくクラウド上に保存しているし、ゲームはお店でソフト（CD、カード等）を買わずにネットからダウンロードしたりクラウド上で遊んだりしているし、年々物を所有しなくなってきていますよね。</p>
<p>「11 QUESTIONING」についても、仕事をしている上で実感するようになってきました。例えば、法務業務について言えば、私が入社した数十年前は法律の知識を沢山持っていることが重要だったように思うのですが、今や法律の知識はネット上で比較的容易に得ることができ、沢山の知識を持っていることよりも良い問いを立てる（例えば、どのような問題事象が起こりうるのか考えて提示する）ことができる方が重要になってきていると思います。</p>
<p>「1 BECOMING」については、本書を読むまでは、Windowsやウイルス対策ソフトやスマホのアプリが更新される度に「現在のバージョンに慣れたばかりなのに…」と不満に思っていたのですが、「たえず更新される」のは新しいテクノロジーが持つ性質であり避けられないことが理解できたので、「慣れるしかないか…」と少しは思えるようになりました。</p>
<p>「2 COGNIFYING」については、我々はAIやロボットと競争するのではなく、AIやロボットと共に変化していくのである、という考え方が、前向きな捉え方でいいなぁ…と思いました。</p>
<p>こんな感じで、各項目とも興味深く読むことが出来ました。出版されてから８年くらい経っていますが、今読んでも十分示唆に富む本だと思います。単語もそれほど難しくなく比較的読みやすいので、お勧めできる洋書だと思います。</p>
<p>日本語訳は<a href="https://amzn.to/3QWkCcU" target="_blank" rel="noopener">こちら</a>。</p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2024-05-23T17:10:34+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/07/post-574a42.html">
<title>Himawari House / Harmony Becker</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/07/post-574a42.html</link>
<description>Amazonへのリンク
先日読んだ「THE CULTURE MAP」に続いて、異文化理解を深めようということで読んでみました。渡辺由佳里さんの「洋書ファンクラブ」で紹介されていたグラフィックノベル（漫画）です。2021年の作品。
話の舞台は日本で、主人公はシェアハウスで一緒に暮らす３人の若者。一人は日本で生まれアメリカで育った高校を卒業したばかりのNao、一人は韓国の大学を辞めて日本に来たHyejung、もう一人はシンガポールから日本に来たTina。この３人に、シェアハウスで...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://amzn.to/3WSIXE9" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>先日読んだ「THE CULTURE MAP」に続いて、異文化理解を深めようということで読んでみました。渡辺由佳里さんの「<a href="https://youshofanclub.com/2023/02/09/himawari-house/" target="_blank" rel="noopener">洋書ファンクラブ</a>」で紹介されていたグラフィックノベル（漫画）です。2021年の作品。</p>
<p>話の舞台は日本で、主人公はシェアハウスで一緒に暮らす３人の若者。一人は日本で生まれアメリカで育った高校を卒業したばかりのNao、一人は韓国の大学を辞めて日本に来たHyejung、もう一人はシンガポールから日本に来たTina。この３人に、シェアハウスで一緒に暮らす日本人の兄弟、真一と正樹が関係してきます。</p>
<p>Naoが日本に滞在する一年間の出来事が描かれているのですが、それぞれが抱える将来への期待や不安、日本で感じる疎外感や戸惑いや喜び、育った国・環境による考え方の違い等々、３人の主人公の思いが生き生きと表現されています。日本に来る前の回想シーンにも、心を動かされました。恋愛とかもあるので、私くらいの年になると、正直読んでいて恥ずかしくなってくる場面もあるのですが、それでも最後まで楽しく読むことができました。</p>
<p>異なる文化的背景を持つ若者たちが心を通わせる、心温まる話ですが、多様性の意義や、これからの日本の在り方等々についても少し考えさせられました。特に、主人公たちと世代が近い高校生から20代の人たちは、共感できる場面が多いかと思います。</p>
<p>基本的には英語の漫画ですが、日本が舞台で、英語だけでなく日本語や韓国語も出てくるので、我々日本人には読みやすいと思います。と言うより、英語と日本語の両方を読めた方が、話をより理解できるかと思います。</p>
<p><a href="https://irish.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_0007_20230708180101.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0007_20230708180101" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0007_20230708180101.jpg" alt="Dsc_0007_20230708180101" width="463" height="347" border="0" /></a></p>
<p>また、日本人、韓国人、シンガポール人の英語の発音の特徴が、以下のような形で英語で表現されているので、最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、読んでいるうちに慣れてくると思います。 </p>
<p><a href="https://irish.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_0005.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0005" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0005.jpg" alt="Dsc_0005" width="228" height="304" border="0" /></a> <a href="https://irish.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_0006.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0006" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0006.jpg" alt="Dsc_0006" width="228" height="304" border="0" /></a></p>
<p>漫画なので普通の洋書に比べて読みやすく、洋書を読む入り口としてもお勧めできると思います。洋書に慣れている方には少し物足りないかもしれませんが、なかなか面白い本ですので一度手に取ってみて下さいませ。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>フィクション</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2023-07-08T18:55:13+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/06/post-bec859.html">
<title>THE CULTURE MAP / decoding how people think, lead, and get things done across cultures</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/06/post-bec859.html</link>
<description>
Amazonへのリンク
本書は、以前書店で見かけて気にはなっていたのですが、昨年読んだ「NO RULES RULES / NETFLIX and the Culture of Reinvention」に出てきたので、これを機会に読んでみました。2014年出版と少し古いですが、とても参考になりました。
国境をまたいで世界でビジネスを展開するにあたって、各国の文化・考え方の違いが障害になることが多いようです。本書では、まずは各国の文化・考え方の違いを明らかにし、その上でその違い...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0004_20240622190601" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0004_20240622190601.jpg" alt="Dsc_0004_20240622190601" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/4dP9F6J" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>本書は、以前書店で見かけて気にはなっていたのですが、昨年読んだ<a href="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2022/04/post-27a6b2.html" target="_blank" rel="noopener">「NO RULES RULES / NETFLIX and the Culture of Reinvention」</a>に出てきたので、これを機会に読んでみました。2014年出版と少し古いですが、とても参考になりました。</p>
<p>国境をまたいで世界でビジネスを展開するにあたって、各国の文化・考え方の違いが障害になることが多いようです。本書では、まずは各国の文化・考え方の違いを明らかにし、その上でその違いをどのように乗り越えていったらよいかを提示しております。</p>
<p>本書では、以下の８つの点について、各国の文化・考え方の違いを整理しています。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">１　コミュニケーションの方法が、どのくらい簡潔で明確で直接的か？　どのくらい行間を読む必要があるか？</span></p>
<p>　（Low-Context or High-Context）</p>
<p>　→日本は最もHigh-Contextな国の一つ。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">２　否定的な評価を、相手にどのくらい率直に直接的に伝えるか？</span></p>
<p>　（Direct negative feedback or Indirect negative feedback）</p>
<p>　→日本は最もIndirect negative feedbackな国の一つ。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">３　相手を説得する時に、理論や理屈から入るか、事例や個人的見解から入るか、それともまず全体を俯瞰するか？</span></p>
<p>　（Principles-first or Applications-first, or Holistic thinking）</p>
<p>　→日本は他のアジアの国と同様にHolistic thinking。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">４　上司と部下の距離はどのくらい離れているか、組織はどのくらい階層的か？</span></p>
<p>　（Egalitarian or Hierarchical）</p>
<p>　→日本は最もHierarchicalな国の一つ。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">５　意思決定は、どのくらいトップダウンでなされるか？</span></p>
<p>　（Consensual or Top-down）</p>
<p>　→日本は最もConsensualな国の一つ。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">６　ビジネス上の信頼関係が、どのくらい非公式な場、個人的な付き合いで築かれるか？</span></p>
<p>　（Task-based or Relationship-based）</p>
<p>　→日本はRelationship-based寄り。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">７　不同意を、相手にどのくらい公に直接的に伝えるか？</span></p>
<p>　（Confrontational or Avoids confrontation）</p>
<p>　→日本は最もAvoids confrontationな国の一つ。</p>
<p><span style="color: #0000ff;">８　スケジュールや物事を進める順番をどのくらい正確に守るか？</span></p>
<p>　（Linear-time or Flexible-time）</p>
<p>　→日本はかなりLinear-time寄り。</p>
<p>各国の文化・考え方の違いを押さえるにあたり留意すべき点として、違いは相対的に捉える必要があるとのことです。例えば、アメリカ人とイギリス人で構成されるチームでは、イギリス人は「アメリカ人と比べて」どのような傾向があるのかを考える必要があるとのことです。</p>
<p>各国の文化・考え方の違いを乗り越える方法も、上記の８つの論点毎に丁寧に記載されていますが、大まかに言うと、チームを組んだ初期の段階で、各国の文化・考え方の違い・傾向についてお互いに話し合って理解した上で、今回のチームで適応されるルール（プロジェクトの進め方）について合意する、という手順を踏むのが効果的なようです。</p>
<p>本書では日本での事例が頻繁に出てくるので、日本人として当事者意識を持って本書を興味深く読むことができました。特に、上記の５点目（意思決定の仕方）において、日本の稟議書の仕組みについて<strong><span style="color: #ff6600;">「The Japanese Ringi System: Hierarchical But Ultra-Consensual」</span></strong>として５頁に亘って記載されているのが興味深かったです。常々「日本の会社では、意思決定が遅いよなぁ…役職者が偉そうにしている割には責任取らないよなぁ…」と思っていたので、その理由か分かったような気がして少しすっきりしました。あと、自分のこれまでの会社人生を振り返ると、会議等の大勢がいる場で、自分の意見を積極的に述べたり、役職が上の人の意見に対して異を唱えたり指摘したりしてきたのですが、日本の文化にはあまり馴染まないやり方だったなぁ…としみじみ思いました。風通しが良い組織になかなかならないのも、日本人の文化・考え方が影響していることが良く分かりました。</p>
<p>洋書の読み易さとしては、文章も単語も比較的平易で、読み易いと思います。</p>
<p>各国の文化・考え方の違いについて述べている本ではありますが、その過程で日本の文化・考え方の特徴も理解できるようになる（相対化できる）良書だと思います。これからのビジネスは、日本の少子高齢化も相まって、世界の方々と広く付き合っていかないと成り立たなくなると思いますので、本書は強くお勧めできると思います。私としては、若い時に読んでおきたかった…</p>
<p>日本語訳は<a href="https://amzn.to/3UUSxDL" target="_blank" rel="noopener">こちら</a>。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>
<dc:subject>ビジネス</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2023-06-24T12:02:12+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/04/post-793846.html">
<title>Influence / The Psychology of Persuasion</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2023/04/post-793846.html</link>
<description>
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Guy Kawasaki氏がTEDの講演（の動画）で勧めていたので読んでみました。人の意思決定に大きな影響を与える要素として７つ原則を挙げ、一つずつ章ごとに説明していきます。
自分自身の経験に照らし合わせながら読むと「なるほどなぁ…」と思うことが沢山あり、最後まで楽しく読むことができました。例えば、茶葉の販売イベント（ルピシアのグラン・マルシェ）では、入場時にセンスの良い記念品がもらえるのですが、これは本書で言う「Reciprocation」の原則（...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0010_20240622190901" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0010_20240622190901.jpg" alt="Dsc_0010_20240622190901" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/3Vc4JBw" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>Guy Kawasaki氏がTEDの講演（の動画）で勧めていたので読んでみました。人の意思決定に大きな影響を与える要素として７つ原則を挙げ、一つずつ章ごとに説明していきます。</p>
<p>自分自身の経験に照らし合わせながら読むと「なるほどなぁ…」と思うことが沢山あり、最後まで楽しく読むことができました。例えば、茶葉の販売イベント（ルピシアのグラン・マルシェ）では、入場時にセンスの良い記念品がもらえるのですが、これは本書で言う「Reciprocation」の原則（他人に何かしてもらった時にはお返しをしたくなる人の性質）を期待していることが分かりますし、イベント会場のみの限定商品を用意するのは「Scarcity」の原則（手に入りにくいものはきっと良いものだろうと思う人の性質）を期待していることが分かります。また、「一番人気」や「売上第一位」との表示は「Social Proof」の原則（皆が良いと言っているものはきっと良いものだろうと思う人の性質）を、「バイヤーお勧め」との表示は「Authority」の原則（専門家が良いと言っているものはきっと良いものだろうと思う人の性質）を期待しているだと思います。</p>
<p>著者のRobert Cialdini氏は、人がそれらの７つの原則を使って意思決定すること、人がそれらの原則を使って相手の行動を促すことは非難しておらず、それらの原則を使おうとして「嘘をつく」ことを厳しく非難しています。上記のルピシアの例で言うと、もし仮に、イベント後にもお店で販売する予定にも拘らず「イベント限定」とうたって販売したら、それは厳しい非難に値するでしょう。これだけ情報が溢れかえる世の中になり、人がそれらの７つの原則を使わずにすべての意思決定を行うことは不可能なので、それらの原則を悪用することを決して許してはならないと強く主張しております。</p>
<p>洋書としては、具体的事例が豊富で読み易いと思いますが、なにせ400頁以上もあるので、読み終わるのに４ヶ月もかかってしまいました。途中で飽きることはありませんでしたが…</p>
<p>邦訳は<a href="https://amzn.to/4dQX6Yq" target="_blank" rel="noopener">これ</a>かな？</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>
<dc:subject>ビジネス</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2023-04-18T22:13:18+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2022/11/post-4d9e2a.html">
<title>mindset / Changing the way you think to fulfil your potential</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2022/11/post-4d9e2a.html</link>
<description>
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教育関連の洋書で&quot;mindset&quot;という言葉がよく出てくるので気にはなっていたのですが、先日YouTubeで観たGuy Kawasaki氏のTEDでの講演でも本書がお勧めされていたので、読んでみることにしました。渡辺由佳里さんの「洋書ベスト500」にも掲載されています。
mindsetには、fixed mindsetとgrowth mindsetとがあり、前者は「能力は生まれ持ったものであり、努力で改善できる余地は少ない」という考え方で、後者は「能力...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><img style="margin: 3px;" title="Dsc_0031" src="https://irish.cocolog-nifty.com/english_book/images/dsc_0031.jpg" alt="Dsc_0031" width="200" height="267" border="0" /></p>
<p><a href="https://amzn.to/4dQCJe4" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>教育関連の洋書で"mindset"という言葉がよく出てくるので気にはなっていたのですが、先日YouTubeで観た<a href="https://youtu.be/O2oZ2ucI1mA" target="_blank" rel="noopener">Guy Kawasaki氏のTEDでの講演</a>でも本書がお勧めされていたので、読んでみることにしました。渡辺由佳里さんの「<a href="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/cat23921996/index.html" target="_blank" rel="noopener">洋書ベスト500</a>」にも掲載されています。</p>
<p>mindsetには、fixed mindsetとgrowth mindsetとがあり、前者は「能力は生まれ持ったものであり、努力で改善できる余地は少ない」という考え方で、後者は「能力は生まれ持ったものという側面もあるが、適切な努力で向上させることができる」という考え方です。著者のCarol S. Dweck氏は、大人も子供もgrowth mindsetを持つことで自分の可能性を最大限生かすことができる、と主張しています。</p>
<p>とはいっても、人は、fixed mindsetの人とgrowth mindsetの人に明確に分けられる訳ではなく、殆どの人は両方の側面を持っているとのことです。各人にとってfixed mindsetになりやすい場面というのがそれぞれあり、そういう場面になったら、まずは「fixed mindsetになっている自分自身」を否定せず受け入れ、そういう自分と対話しながら、growth mindsetを持って少しずつチャレンジしていく必要があるとのことです。一度上手くいっても、油断をしていると直ぐにfixed mindsetが表れてきがちなので、継続した努力・意識が必要とのことです。</p>
<p>また、指導教育する人たち（親や先生やコーチ）は、子供や生徒や選手がgrowth mindsetを持てるような環境作りをしていく必要があるとのことです。例えば…</p>
<p>・子供等が何か上手くいった、成果を上げた時には、その人の才能を褒めるのではなく、その人の努力の過程、戦略、工夫等を評価する。</p>
<p>・子供等が何か上手くいかなかった、失敗した時には、その人がどのような努力をしたかに関心を持つと共に、失敗から何が学べるか、次はどんな戦略、工夫等をしたら良さそうか、子供等と一緒に考える。</p>
<p>・人の能力は、今の能力を少し超えたチャレンジをすることで少しずつ伸びていくという事実を、ことあるごとに伝えていく。</p>
<p>・自分自身も、能力を向上させる為に絶えず学ぶ姿勢を持ち、その姿を子供等に見せる。</p>
<p>といったような働きかけをすると良いそうです。</p>
<p>その他、印象に残った箇所としては、</p>
<p>・fixed mindsetの人が経営者になると恐ろしい。自分の優位性・優越性を守る為に、自分より優秀そうな人を退けたり、自分の意に沿わない意見に耳を貸さなくなったりして、次第に会社がおかしくなっていく。</p>
<p>・理数分野でのジェンダーギャップの要因としては、「女性は理数系が苦手であるといったステレオタイプ」や「女性の、他人の自分に対する評価を信頼しがちな傾向」といった要因のほかに、「理数系の才能は生まれ持ったものである（努力では向上しない）と考えるfixed mindset」も挙げられる。</p>
<p>・夫婦関係においてもgrowth mindsetは大事である。自分にとって気になる点が皆無のパートナーなんていない、自分やパートナーの性質は適切な努力により少しずつ変えていくことができるという認識の下、自分の気持ちをパートナーに丁寧に伝えつつ、パートナーの話にも耳を傾けて、お互いに歩み寄っていくことが大事である。</p>
<p>・認知療法は一定の成果を上げているが、現状を客観的に認識することが主題であり、fixed mindsetからgrowth mindsetへ導くようなものではない。（私が生きていくうえで認知療法の考えはとても役立っているのですが、そのような限界があることも納得できましたので、これからは「認知療法＋growth mindset」という組み合わせで試してみたいと思います。）</p>
<p>といったあたりでしょうか。</p>
<p>2006年に出版された本ですが、2017年にアップデートされており、古さは感じませんでした。具体的事例が多く載っており、文章も分かりやすいので、最後まで飽きずに楽しく読むことが出来ました。年を取ってくると、難しいことに挑戦する元気がなくなってきがちですが、本書を読んで「何かチャレンジしようかなぁ…」と思わされました。多くの方にお勧めできる本だと思います。</p>
<p>日本語訳は<a href="https://amzn.to/3WQxGnO" target="_blank" rel="noopener">こちら</a>。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>
<dc:subject>教育</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2022-11-06T14:05:59+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2022/08/post-4a4b17.html">
<title>Regretting Motherhood / A Study</title>
<link>http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/2022/08/post-4a4b17.html</link>
<description>Amazonへのリンク
日本語訳の「母親になって後悔してる」の紹介記事を何かで読んで興味深かったので、せっかくなので洋書で読んでみました。
著者のOrna Donathはイスラエルの社会学者で、「母親になったことを後悔している」イスラエルの女性にインタビューをし、後悔の念の背景を考察していきます。
後悔の念の理由は人それぞれで、
・自分のための時間が持てない。
・パートナーが非協力的で育児が大変。
・絶えず子供のことが頭から離れなくてしんどい。
・自分が主役の人生がなくなって...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://amzn.to/4bO0hhY" target="_blank" rel="noopener">Amazonへのリンク</a></p>
<p>日本語訳の「母親になって後悔してる」の紹介記事を何かで読んで興味深かったので、せっかくなので洋書で読んでみました。</p>
<p>著者のOrna Donathはイスラエルの社会学者で、「母親になったことを後悔している」イスラエルの女性にインタビューをし、後悔の念の背景を考察していきます。</p>
<p>後悔の念の理由は人それぞれで、</p>
<p>・自分のための時間が持てない。</p>
<p>・パートナーが非協力的で育児が大変。</p>
<p>・絶えず子供のことが頭から離れなくてしんどい。</p>
<p>・自分が主役の人生がなくなってしまった。</p>
<p>等々、いろいろあるようです。パートナーが育児に協力的だったり、社会制度（国・地方自治体の支援等）が充実していれば後悔の念をいだかなかったであろうケースもあれば、そのような協力・支援があったとしてもやはり後悔の念をいだいたであろうケースもあるようです。</p>
<p>「母親になったことを後悔している　≠　子供を愛していない」ということ、むしろ「母親になったことは後悔しているが、子供は愛している」ケースが多いこともよく理解できました。</p>
<p>また、著者は、今日の社会の問題点についても指摘しています。例えば、</p>
<p>・今日の社会は、女性に対して母親になる以外の選択肢をきちんと示していない、当然に母親になるものだと思わせている。</p>
<p>・今日の社会は、母親の役割を神聖化し過ぎており、母親を一人の主体性を持った人間（様々な希望、考え、感情等を持つ人間）として扱っていない。</p>
<p>等々の問題点を指摘し、女性の主体性を尊重していない、女性に特定の生き方を押し付けている現状を批判しているように思いました。</p>
<p>本書は、タブー視され、抑えられてきた「母親になったことを後悔している」という声が確かに存在することを、明らかにした（書籍という形で公にした）点で評価されるべきだと思いますし、本書を読んで救われた女性も少なからずいると思います。タブー視されてきた内容を、冷静に分析・考察する著者の姿勢にも好感が持てました。</p>
<p>洋書の読み易さとしては、文章が少し読みにくく感じました。また、「考察→インタビュー→考察→インタビュー…」といった感じで淡々と進んでいくので、人によっては読んでいて少し飽きてくるかもしれません。</p>
<p>真面目な内容の本なので、軽い気持ちで読めるような本ではないと思いますが、家族というものを新たな視点から見ることができる良書だと思いますので、できるだけ多くの方に、女性だけでなく男性にも、読んで欲しいなぁ…と思いました。ご興味がありましたら、日本語訳でも洋書でも結構ですので、ぜひ手に取ってみて下さいませ。</p>
<p>今年３月に発売された日本語訳は<a href="https://amzn.to/4dLfimt" target="_blank" rel="noopener">こちら</a>。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>ノンフィクション</dc:subject>

<dc:creator>Tomoyuki Koshi</dc:creator>
<dc:date>2022-08-23T15:38:25+09:00</dc:date>
</item>


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