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2020年8月29日 (土)

That Will NEVER Work / The Birth of NETFLIX and the Amazing Life of an Idea

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Netflixの創業者、Marc Randolph氏が同社の創業期を描いた作品です。Marcが、仕事仲間のReed Hastings氏と共に、オンラインでDVDをレンタルする会社(Netflix社)を1998年に創業し、dot-com bubbleなどの幾多の困難を乗り越えて2002年に上場を果たし、翌年にMarcが同社を離れるまでが描かれています。ちなみにReed Hastings氏は、現在もNetflixのCEOを務めております。

Netflixは、動画配信の会社として創業されたと思っていたのですが、本書を読んで初めて、元々はオンラインのDVDレンタル会社であったことを知りました。そして、当時すでにsubscription serviceを取り入れていたことにも驚きました。同社は、現在、コロナ禍の巣ごもり需要で会員が急増している注目企業ですので、タイムリーな読書になりました。

Marcの視点から描かれているので、少し都合よく書かれているとは思いますが、創業時の雑然とした、活気のある雰囲気や、会社が大きくなるにつれて次第に統制の取れた組織に変わっていく様子が、活き活きとユーモアを交えて描かれていて、最初から最後まで楽しく読むことができました。また、Marcが仕事だけでなく家族との時間も大切にする様子、仕事仲間を家族のように大事にする様子、自分の得意分野(と得意でない分野)を自覚して潔くNetflixを去っていく様子に、とても好感が持てました。

本書を読み終わったあとに、今度はReed Hastings氏に、Marcが去ったあとのNetflixについて(どのように試行錯誤して動画配信サービスへ移行していったかについて、等々)書いて欲しいと思いました。

読みやすさとしては、時々、難しい単語や、知らない映画等の話題が出てきますが、文章自体は読みやすかったです。創業時のメンバー、初期の頃のメンバーが、個性的に活き活きと描かれているので、読んでいて面白かったです。

最後に、Marc Randolf氏の言葉、同氏か引用した言葉をいくつか…

Nobody Knows Anything.

Don't knock, don't complain - stick to constructive, serious criticism.

You'll learn more in one hour of doing something than in a liftetime of thinking about it.

You have to learn to love the problem, not the solution. That's how you stay engaged when things take longer than you expected.

Everyone who has taken a shower has had an idea. But it's the people who gets out of the shower, towel off, and do something about it that make the dfference.

ちなみに、邦訳はこちら

 

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