コンサーティーナの調整(Edgley)
先日、国内の方から、Edgley氏のコンサーティーナ(アコーディオン・リード、C/G、Wheatstone layout)をお譲りいただいたのですが、左手側中央列の低いG/Bのレスポンスが悪かったので、調整してみました。
「リードとリード・シューの隙間が広がり過ぎているのだろう…」と思っていたのですが、一番の原因は、リード・シューの固定位置が僅かにずれていた為、リード・パンとリード・シューの僅かな隙間から空気が漏れていたようです。リード・シューの位置をほんの少しずらしたら、無事、レスポンスが良くなりました。
この点については、リード・シューの位置がずれないようにしてあるWakker氏のCloverの方が、優れていますね。
この楽器は、Edgley氏のProfessional Modelで、おそらく2011年頃の製作だと思いますが、いつもどおり、少し重みのある、レスポンスの非常に良い楽器です。
久しぶりのEdgleyなので、しばらく弾いて楽しもうと思っていますが、そのうち売りに出すと思いますので、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、お声掛け下さいませ。