Cormac Begleyさんのレッスン
今日は、コンサーティーナ奏者のCormac Begleyさんのレッスンに参加してきました。
お昼にコメダ珈琲で腹ごしらえをして、会場の「つくるビル」へ。
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午後一は、かみさんの個人レッスンを、子供達と一緒に聴講させていただきました。以下、ポイントを備忘録的に…
・指の置き方(ポジション)は、原則はあるが、それに拘る必要はないので、いろいろ試してみると良い。
・自分の演奏が他の人にどう聞こえているか、なかなか分からないものなので、時々録音して聴いてみると良い。
・曲の2小節ぐらいを、強調する箇所を変えながら何度も繰り返し弾いてみて、自分がしっくりくる(いいなぁ…と思う)弾き方を探ってみると良い。そうすることにより、他の人の真似でない、自分独自のスタイルを作り上げてほしい。
・(Cormacさんは)曲の途中で、意図的に、エアーボタンをパーカッシブな効果を出す為に使っている。(蒸気機関車みたいな感じ?)
・G、A等のドローンのやり方の解説、練習方法。
・その他。
・最後に何曲か弾いてくれました(リール、ホーンパイプ)。
通訳の方に、素早く且つ適切な通訳をしていただいたので、突っ込んだ話まで伺うことが出来て、非常に良かったと思います。ありがとうございました。
<レッスンの様子>
レッスン後に、Cormacさんが持参していたバス・コンサーティーナ(B♭/F?、Dipper)と通常のコンサーティーナ(C/G、Suttner)を、お願いして弾かせてもらいました。
バス・コンサティーナは、大きくて、重くて、エアーも沢山必要で、弾くのに力がいりましたが、弾いていて新鮮で、とても楽しかったです。比較対象が無いので何とも言えないのですが、バス・コンサーティーナにしては素晴らしいレスポンスの楽器なんでしょうね、きっと。
通常のコンサティーナは、製作番号が100番台の、初期の頃のSuttnerでした。レスポンスは、我が家のSuttner(300番台)よりも少し遅いくらいだったと思います。にも拘わらず、あれだけの素晴らしい演奏ができるのは、やはりすごいなぁ…としみじみ思いました。
今まで、日本に入ってきている何台かのSuttnerは、たまたまレスポンスが今一つなだけで、アイルランドのプレイヤー達が弾いているSuttnerはもう少し品質が良いのでは、と勝手に思っていたのですが、そうではないことがよく分かりました。どうも、アイルランドのプレイヤー達は、レスポンスが今一つなのをものともせずに弾きこなしているようです。見習わないとなぁ…
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そして、空いた時間に喫茶店でコーヒーを飲んで、15:30からはグループレッスンに参加しました。
最初はフルートで参加していたのですが、Cormacさんから「オクターブ下でやってみよう」との指示が出てからは、フルートでは物理的に対応できず、コンサーティーナにスイッチ。
こちらも、ポイントを備忘録的に…
・曲の2小節ぐらいを、強調する箇所を変えながら何度も繰り返し弾いてみて、自分がしっくりくる(いいなぁ…と思う)弾き方を探ってみると良い。そうすることにより、他の人の真似でない、自分独自のスタイルを作り上げてほしい。(上記の個人レッスンと同様)
・ボリューム(音量)を変えたり、スピード(テンポ)を変えたり、オクターブ上・下で弾いてみたり、いろいろ試してもらいたい。スラー、カット、コード等の装飾はその後で良い。
・Gのスラー(F#→G)、カット(C→G)、グレイスノート(G→A→G)の簡単な解説。
・最後に何曲か弾いてくれました(スライド、ホーンパイプ、エアー)。
残り時間で、コンサティーナを何台持っているのか訊いていただいたのですが、11台とのこと!弾くのが大変なのでバス・コンサーティーナはいらないけど、そのオクターブ上のバリトン・(アングロ)コンサーティーナが、また欲しくなってきました…
Cormacさんは「自分の考え方が絶対ではないよ」と謙虚に仰っておりましたが、Cormacさんのやり方は、アイルランド音楽に対する一つのアプローチ方法として、なかなか興味深いと思いました。
Cormacさん、主催者の皆様、本当にありがとうございました。m(_ _)m
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