« アイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプ | トップページ | コンサティーナ・ケースの改造 »

Top Lachenalの調整

調整作業の備忘録として…

1 右手側C列にあるC/Bのボタン

⇒たまにですが、パッドがパッド・ボードに引っ掛かって閉まりが甘くなるので、引っ掛からないようにパッドの位置を調整しました。

2 左手側一番外側の列にある低い方のA

⇒弾く曲によってはレスポンスが少し鈍くなるので、リードとリード・フレームのすき間を少し小さくしました。

3 左手側G列にある低い方のD

⇒少しくぐもった感じがしたので、リードとリードフレームのすき間を少し大きくしました。

全体で一時間弱の作業でしたが、無事に改善させることができました。

*******************************************************************

<9/18 追加調整作業>

4 左手側C列にあるEとG(高い方)

⇒弾く曲によってはレスポンスが少し鈍く感じるので、リードとリード・フレームのすき間を少し小さくしました。15分くらいで改善できました。

「リード」と「リード・フレーム」のすき間を小さくすると、楽器の「レスポンス」は良くなるのですが、最大の「音量」が僅かに落ちるように思います。「レスポンス」と「音量」のバランスをどのようにとるのか…個人の好みに応じてリードを調整することになるのでしょうね。

Gregさんのセッティングでは、私の好みよりも少し「音量」重視のようですので、曲を弾きながら、気になる音について「リード」と「リード・フレーム」のすき間を少し小さくして、徐々に「レスポンス」重視に変えていっている感じです。

« アイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプ | トップページ | コンサティーナ・ケースの改造 »

楽器(Flute & Concertina)」カテゴリの記事

コメント

微妙な調整のお話、とても興味深いです。そういった技術はどこで学ばれたのでしょうか。私も自分の楽器(中古で購入したsuttnerです)の、最小限のメンテと調整ができるようになりたいと思っているのですが。

十時さん、こんにちは。メンテナンスの仕方は独習で、英語のメンテナンス本を見ながら試行錯誤しております。以前書いたブログ記事の、最後の記載が参考になるかと思います。
http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-5cf2.html

あとは、静岡の八木さんや、関西の吉田さんのご意見を参考にさせていただいたり、Concertina.netのForumsを参考にしたりしながらやっております。

海外のフェスティバルなんかですと、メンテナンスのワークショップもあるようなので、羨ましいですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« アイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプ | トップページ | コンサティーナ・ケースの改造 »