Kevinさんのアイリッシュフルート・ワークショップ
昨日は、堺市の土塔庵で開催された、Kevin Ryanさんのアイリッシュフルート・ワークショップに行ってきました。
いろいろと良い話を伺うことができましたので、自分にとって大切そうなことを、忘れないように記録しておきたいと思います。
・フルートは息で音を作る楽器なので、(アイルランド音楽で使う)他の楽器よりも演奏が安定しない傾向がある。
・フルートの場合、演奏の良し悪しは、楽器の良し悪しではなく、99.99%は演奏者(の能力)で決まってくる。しかし、安価な質の悪いフルートは、音程が悪すぎたり空気漏れがあったりするので、できるだけ使わない方が良い。
・ロングトーンが大切である。お腹でしっかり呼吸しつつ(支えつつ)、出来るだけ優しく、長く吹くこと。音色にも十分気を配ること。
・良い音色を探すことは、一生(死ぬまで)続けなければならない。ロングトーンをしながら、歌口の向きを少し外側(内側)にしてみたり、フルートの足部管を上げて(下げて)みたり、前に出して(後ろに下げて)みたりして、クリアな音色が出せるポイントを探ること。
・曲を練習するときは、間違わないくらいの、ゆっくりとしたテンポで練習した方が良い。
・失敗をすることは大切で、その失敗から学ぶことで、だんだん上達していく。
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ワークショップが始まる前にも、いくつかアドバイスを受けました…
・Cナチュラルのキーは、上のCだけでなく、真ん中のCでもできるだけ使った方が良い。音程がきちんと合うし、音色も明るくクリアになる。
・下のDから真ん中のDまで、半音階の練習をした方が良い。上がり、下がり、両方ともゆっくりとやること。そのうち慣れてきて、自分の体にプログラムされ、早くできるようになる。そうしたら、リール等でも使えるようになる。
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演奏の工夫の仕方(装飾、タンギング、変奏等のノウハウ)についても訊きたかったのですが、残念ながら時間切れになってしまいました…
それでも、最も訊きたかった、良い音色を出すコツ、その為に気をつけること等について教えていただけたので、非常に良かったと思います。
ということで、帰宅後早速、音色を気にして1セット録音してみました。夜中に録ったので、少しバテていますが…
【追記】
少しだけですが、真ん中のCをキーを使って吹いてみました(2曲目のAパート)。2曲ともまだ私には難しく、いま一つの音色ですがご容赦を…
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