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読みました(洋書/ビジネス) ~ Onward

以前、梅田の紀伊國屋の「洋書バーゲン」で見つけた本です。3年前の本ですが、前から気になっていたので読んでみました。

スターバックスの創業者であるHoward氏が、2008年1月にCEOに復帰してからの約2年間を回想したものです。

Howard氏がCEOに復帰した時は、スターバックスは急激な店舗拡大等で、競争力を失いつつありました。また、アメリカの経済状況も最悪の状況でした。それでも、Howard氏は粘り強く、スターバックスの復活を信じて、新たな戦略を矢継ぎ早に実行していきます。

そしてそれらの戦略は、スターバックスの理念、具体的にはHoward氏らが2008年に定めた"Transformation Agenda"の"Seven Big Moves"に基づいています。

1. Be the undisputed coffee authority.

2. Engage and inspire our partners.

3. Ignite the emotional attachment wtih our customers.

4. Expand our global presence - while making each store the heart of the local neighborhood.

5. Be a leader in ethical sourcing and environmental impact.

6. Create innovative growth platforms worthy of our coffee.

7. Deliver a sustainable economic model.

Howard氏は、社内の他のリーダー達を信頼しながらも、ここぞという時には、反対の声があっても熱意をもって戦略を推し進めていきます。他人の声に惑わされず、かといって独りよがりにはならない(外部の客観的な視点は持ち続ける)、という微妙なバランスを、Howard氏はうまく保っているのだと思うのですが、現実問題として、この微妙なバランスを保つことのできるリーダーはそうそういないのだろうなぁ…と感じました。

内容としては、少し冗長なところもあり、もう少し短くしても良かったかなぁ…と思いつつ、一方で、多少冗長であるからこそ、Howard氏の苦闘、熱意、スターバックスに対する愛情がよく伝わってくるような気もしました。

ページ数があるので、読むのに少々時間がかかりましたが、身近なスターバックスの復活に関する話であり、日本の話も出てくるので、非常に興味深く読むことができました。また、理念・自信を持って経営に当たることの大切さ、その理念をすべてのメンバーに対して「明確に」「繰り返し繰り返し繰り返し」伝えることの大切さについても、再認識することができました。

Ensuring that communication is narrow, clear, and repetitive to set expectations wins people's trusut.

Listen with empathy and overcommunicate with transparency.

また、この本を読んで、普段何気なく飲んでいるコーヒーについても、もう少し詳しく知りたくなりました。今度、(いつものドトールではなく、)スターバックスにも行ってみようかなぁ…

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