« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

読みました(洋書/ビジネス) ~ Flash Boys

渡辺由佳里さんの「洋書ファンクラブ」で紹介されていて面白そうだったので、読んでみました。

2007年、Royal Bank of CanadaのBrad Katsuyama氏は、株式市場での取引が思ったように出来なくなります。市場で売りに出ている株式に対して買い注文を出した途端(コンピューターのボタンを押した途端)、その売りに出ていた株式が「瞬時に」「全て」市場から消えてしまい、買えなくなってしまうのです。

Katsuyama氏は、いろいろ調べているうちに、株式市場が不正に操られているのではとの疑いを持つようになり、その疑いが確信に変わります。そして、ついには、Royal Bank of Canadaを辞めて、より公正な新しい株式市場(IEX)を立ち上げます。

Katsuyama氏が、試行錯誤しながら株式市場の闇を明らかにし、その闇に挑んでいく過程がとっても面白いのですが、それに加えて、Katsuyama氏と関わる人々が、本当にノンフィクションなのかと思うくらい個性が強く、それがまたこの本を面白くしていると思いました。

Katsuyama氏と関わる人々の過去や背景が、一人一人ページ数を割いて丁寧に描かれており、それがまた非常に興味深かったです。それぞれ出身国も違うし、得意分野も違うし、性格も違うのですが、いろいろな偶然・必然が重なって一緒に仕事をするようになり、同じ目的に向かって進んでいく姿は、「アメリカらしいなぁ…」と本当に羨ましく思いました。また、(優れた能力を持つ)個性の強い人々をまとめて大きな力に変えることのできるKatsuyama氏は、本当にすごいなぁ…と思いました。

また、ちょっと本筋から外れるかもしれませんが、アメリカの株式市場として「13のPublic Exchange」と「44のPrivate Exchange(Dark Pool)」があることや、HFT (High-Frequency Trading) firmが、注文指示が各市場に到達する時間の差異(millisecondレベルの差異)を利用して多大な利益を上げていることや、大手銀行・証券会社等の運営するDark PoolがHFT firmを(結果として)手助けしていること等、今まで知らなかった世界を覗くことができて、とても興味深かったです。

あまり馴染みのないアメリカの株式市場の話だったので、理解するのに少々時間がかかった箇所がいくつかありましたが、思ったよりもずっと面白く、興味深く読めました。また、「働くこととはなんぞや…」「一度しかない人生で何をするのか…」などなど、いろいろ考えさせられました。お勧めできる本です。

やはり、ノンフィクションは面白いなぁ~

【売れました!】アイリッシュ・フルート売り出し中 (Rob Forbes/50,000円)

下記のフルート、他の方にお譲りすることができました。ありがとうございました。

-------------------------------------------------------------------

アメリカの製作者のデルリン(エンプラの一種)製フルートです。木製ではないので、外でも割れる心配をせずに練習ができます。

今まで吹いたことのあるデルリン製フルートの中では、一番鳴らしやすく、音量もあると思います。ただ、残念ながら、手が小さい人用の Offset Hole (一列に並んでいない音孔/下の写真をご覧下さい)が私にはしっくりこなかったので、売りに出すことにしました。

・製作者    Rob Forbes

・材質     デルリン(Delrin)【木製ではありません】

・キー     D管

・モデル    キーレス

         チューニング・スライド付(Forbes独自のシステム)

         頭部管に金属管が入っていないタイプ(なので、軽量)

・購入時期 2014年4月(先月 Irish Flute Store から中古で購入)

・価格       50,000円【ケース無し】

1405060007 1405060010 1405060012 1405060014

1405060016 1405060018 1405060021 1405060023

インターネットで見る限り、ForbesのDelrin製フルートはかなり評判が良いようです。

楽器自体は、よく鳴るいい楽器だと思いますので、特に、手が小さくて音孔を押さえるのが大変だと感じている方にはお勧めです!

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい。(私は、現在、大阪在住です。)

今なら、「おまけ」でDixon(ディクソン)の木製フルートをおつけいたします。先日、他の楽器を購入した際に、おまけでもらったものです。軽くて持ちやすいのですが、音程がA=440よりもかなり高めです。私はほとんど吹かないと思うので、「おまけ」でおつけいたします。(他の売り出し中のフルートの「おまけ」にもしているので、そちらが早く売れた場合にはご容赦下さい。)

よろしくお願いいたします。

m(_ _)m

読みました(洋書/ビジネス、心理) ~ The Power of Habit

今年3月の紀伊國屋書店(梅田本店)の「洋書大バーゲン」で見つけて購入しました。渡辺由佳里さんの洋書ガイド「洋書ベスト500」にも載っております。翻訳もされているようですね。

我々の毎日の生活は、数多くの無意識に行われる行動(habit:日本語の「習慣」より広い意味を持っているように思います)から成り立っています。本書では、このhabitの力について様々な側面から書かれています。(私にとっての)本書の主要なポイントは次のとおりでした。

*************************************************************************

Habitには、良いhabitもあれば、悪いhabitもあり、我々の生活に多大な影響を与えている。

良いhabitを身につければ、意識しなくても健康的な生活が送れるようになったり、効果的な学習ができるようになったり、競技会で最高のパフォーマンスを発揮できるようになったりする。

一方、悪いhabitを身につけてしまうと、知らず知らずのうちに健康が害されてしまったり、良好な人間関係や社会との関係が害されてしまったりする。やめようと思っても、自分の意思に拘らず無意識に行われてしまうので、そう簡単にはやめることができない。

その悪いhabitをやめる為にはどうしたらよいか。まず、そのhabit

1 cuehabitが起きるきっかけ

2 routinehabitの内容

3 reward habitを実行することで得られるもの(habitを実行する人が欲しているもの)

を分析し、認識することが必要である(特にcuerewardを的確に認識することが大事)。そして、cuerewardはそのままにして、routineだけを別の害のないroutine(同じようなrewardが得られるもの)に置き換えることができると、上手くいくことが多い。

そして、その置き換えた良いroutineが長続きするためには、belief(変わることが出来ると信じること)が必要である。その為には、お互いに支えあう仲間、グループを持つことが非常に有効である。

組織(会社など)にもhabit(組織体質、企業文化など)がある。その組織に悪影響を与えているkeystone habit(他のhabitにも影響する重要なhabit)を見つけ、それを変えることにより、より良い(より社会から信頼される、より影響力を持つ、より利益の出る)組織へと変えていくことが出来る。

具体的には、cue(お客様からのクレーム、製造機械の故障、事故の発生…)への好ましいroutine(対応方法)を予め定めておき、社員に何度も繰り返し練習・実践させて、cueに応じて無意識にそのようなroutineが出来るまでにしておく。好ましいroutineを行うことで得られるrewardについても、社員にしっかり認識させておく必要がある。

その結果として、一つのkeystone habitだけでも良い方向へと変わると、その他の組織のhabitにも好影響を与えることになる。

************************************************************************

その他、本書では、self-discipline (willpower)を身につける上でのhabitの役割、マーケティングと消費者のhabitとの関係、社会運動におけるhabitの役割、等々にも触れています。

本書は、我々の生活に多大な影響を与えているが、日頃ほとんど意識することのないhabitに目を向けさせてくれる、良書だと思います。少しまとまりが無いようにも感じましたが、具体例(Alcoa、Starbucks、Rhode Island Hospital、London Underground、NFL、Alcoholics Anonymous…)も多くて、理解しやすく読み易かったです。

私も、時々は自分(家族、会社…)のhabitに目を向け、分析することにより、自分(家族、会社…)にとってより良いhabitを身につけるようにしたいなぁ…と思いました。

琵琶湖へ…

関西に住んでいるのだから、一度は琵琶湖を見なくては…ということで、一家で行ってきました。

山科駅でJRから京阪京津線に乗り換えて浜大津駅へ。4両もあるのに、急カーブが続くし、浜大津駅付近では路面電車になったりして、なかなか楽しかったです。

で、大津港に到着。やはり「船に乗ろう!」ということで、「外輪船ミシガン」に乗船。

1_2 2 3

1 2_2 3_2

4 5 6

7 8 9

10 11 12

それほど混んでいなかったので、快適な船旅でした。揺れもほとんどなかったです。

大津港でランチを済ませ、次の目的地「三井寺(園城寺)」へ徒歩で移動。途中の「琵琶湖疏水」がとても良い雰囲気でした。 歩いている人が少ないので、間違った方向へ行っていないか少し不安になりましたが、無事に到着。

1_3 2_3 3_3

仁王門/釈迦堂

4_2 5_2 6_2

金堂

7_2 8_2 9_2

一切経蔵/三重塔/大師堂

10_2 11_2 12_2

毘沙門堂/観音堂

パンフレットに記載の参拝順路をすべて廻ったら、さすがにバテました。でも、とても趣があって良かったです。頑張って歩いた甲斐がありあした。

その後、ソフトクリーム(子供)&三井寺力餅(大人)で休憩してから、徒歩でJR大津駅まで移動。

琵琶湖疏水(下の写真)→長等商店街→菱屋町商店街

→丸屋町商店街(大津祭 曳山展示館)→大津駅前商店街

Photo

「曳山展示館」には、ふらっと立ち寄ったのですが、予想外に楽しめました。特に、お囃子の練習がちょこっとできるのが、なかなか楽しかったです。

各商店街は、休日だったからでしょうか、人出が少なかったです。和歌山県もそうだったのですが、県庁所在地に人出が少ないと、なんか淋しいですね…京都や大阪に人が流れてしまっているのかなぁ…

ゴールデンウィークで混んでいるかなぁ…と思っていましたが、人混みもなく、快適な日帰り旅行でした。(帰りのJRは混んでいましたが…)

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

Twitter