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読みました(洋書/ビジネス) ~ Give Your Speech, Change the World

「スピーチの仕方」に関する本です。渡辺由佳里さんの洋書ガイド「洋書ベスト500」に載っているのを見て、役に立ちそうだったので読んでみました。

講演、研修、プレゼン、ミーティング等では、話し手が伝えたいメッセージが、参加者に受け取ってもらえなければ意味がないのだから、参加者のことを第一に考えた(参加者のこことを最大限尊重した)スピーチをするよう心掛けなくてはならない。本書は、そのようなスピーチをする為にはどのような点に留意したらよいか、具体的に丁寧に説明しております。

本書は、次の4章に分かれています。

PART I    HISTORY AND OVERVIEW

PART II   PREPARING THE CONTENT

PART III  REHEARSING THE PRESENTATION

PART IV  STAND AND DELIVER

PART II では、「参加者が抱えている問題を明確にし、それに対する解決策を示すことが肝要である」と述べています。本章を読みながら、David Meerman Scottさんの"The New Rules of Marketing & PR"にも同じようなことが書いてあったのを思い出し、やはりこの点はとっても大事なのだなぁ…と改めて思いました。

PART III では、「良いスピーチをするためには、リハーサルをしっかり行うことが肝要である」と述べています。本章を読みながら、今度は、Carmine Galloさんの"The Presentation Secrets of Steve Jobs"にも同じようなことが書いてあったのを思い出し、この点もやはり大事なのだなぁ…(20分ぐらいの研修でも面倒くさがらずにリハーサルしないとなぁ…)と反省させられました。

また、全体を通して、「スピーチの上手い人は、こういうことに気をつけてやっているのか…」と納得できた点が沢山あり、なかなか興味深かったです。例えば…

<事前準備>

・自分自身でスピーチの内容を考えなければ、熱意は伝わらない。

・参加者に伝えたい「鍵となるメッセージ(key message / key idea)」は一つに絞る。

・参加者と自分との共通点を見つけて参加者に示し、自分を信頼してもらえるように努める。

・参加者を引き込むためには、「概念」ではなく「ストーリ(ものがたり)」を語るべき。

・スライド(パワーポイント)を使う場合は、一見してすぐに内容が理解できるようシンプルにする(できれば図表)。

・スライドの表題は、参加者が理解しやすいよう文章で書く(名詞ではなく)。

・会場の下見は必須。実際に演壇を歩いたり、観客席から演壇を眺めたりして、当日のイメージを膨らませる。

<スピーチ本番>

・本番直前は、口・顔・体を十分にほぐす。

・会場の後ろまで聞こえるよう、のどの辺りで喋るのではなく、顔の前面に声をもっていくようなイメージで話す。

・笑顔を忘れずに。

・次のポイントに移る前には間を取って参加者の反応を確認する等、スピーチの最初から最後まで、参加者の反応を確認しながら進める。

・大事なポイントを話す時は、参加者の方へ歩み寄って語りかける(前へ出る)。

・手のひらを開く等、参加者に対してオープンな姿勢を取る。ずっと腕を組みながら話すようなことはしない。

・スピーチの最後は、参加者の記憶に残る大事な部分である。特に熱意を込めて語ること。

本書に書かれているすべての事項が、そのまま日本でも通用するかどうかは検討する(試してみる?)必要があると思いますが、少なくとも、本書には参考にすべき点が沢山あると思いました。私も、研修等で話す機会がたまーにあるので、本書を参考にしながら、少しでも自分のスピーチを改善していきたいと思います。

「スピーチする機会があるのだけれども、やっぱり苦手だなぁ…(私)」「もう少し自分のスピーチを良くしたいなぁ…」「研修を参加者にとって意味あるものにしたいなぁ…」等と思っている方々には、特にお勧めできる本だと思いました。

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