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読みました(洋書/児童文学) ~ WHEN YOU REACH ME

この本も、8月に紀伊国屋(梅田本店)で「洋書2割引セール」をやっていたときに見つけた、いつか読みたいなぁ…と思っていた本です。

12歳の女の子 Miranda が主人公の物語です。母親とそのボーイフレンド Richard、親友の Sal、友達の Annemarie、Colin、Julia との関係を軸に物語は展開していくのですが、ある時から、Miranda の元に奇妙な手紙が届くようになります。Miranda は、それらの手紙の意味が全く分からなくて当惑するのですが、最後には、その手紙の意味を理解することに…

私も読みながら、それらの手紙の意味がさっぱり分からなくて、その意味が知りたくて、どんどん読み進めていったので、いつもよりも早く読み終わりました。

結末は、悲しいような、嬉しいような、なんか不思議な感じでした。それ故に心に残る、いい物語だと思いました。また、少し時間をおいて、再読してみたいと思います。

児童書の洋書を読もうとしている方には、お勧めの本です。

なお、日本語訳も出ているようですね。

【売れました!】アイリッシュ・フルート売出し中!

現在、次の3本のアイリッシュ・フルートを売り出し中です!

(平成26年1月に値下げいたしました。)

1 Delrin製フルート(製作者: Garry Somers <売れました!>

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  Somers_1

2 木製フルート(製作者: Steffen Gabriel <売れました!>

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3 木製フルート(アンティーク)(製作者: William Pond ) ~ 50,000円<売れました!>

 

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アイリッシュ・フルートのご購入をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひご検討下さい。

現在、私は大阪在住ですので、大阪近辺の方であれば、試し吹き可能かと思います。

よろしくお願いいたします。m(_ _)m

洋書お譲りいたします【書き込み多数あり】

最近、だんだんと洋書の置き場がなくなってきたので、残念ですが、一部処分することにいたしました。

今のところ、来月の廃品回収に出す予定にしていますが、もし読みたいという方がいらっしゃいましたら、お譲りいたしますのでご連絡下さい(送料のみご負担下さい)。

どれも(特にビジネス書は…)書き込みながら読みましたので、書き込み、ページの隅の折れが相当あります。多読などに使って下されば幸いです。

処分する本は、以下のとおりです。

Delivering Happiness

Made to Stick

Enchantment

Linchpin

We First

Launch

Leaving Microsoft to Change the World

Creating a World without Poverty

The Psychopath Test

The Vertical Farm

Boy

Going Solo

【おまけ】

『日本人のちょっとヘンな英語』

以上になります。よろしくお願いいたします。

Wakkerか、Suttnerか?

先週、外国の方から質問がありました。今度買うコンサーティーナを Wakker にするか Suttner にするか悩んでいるようでした。 

I like a lot your tunes, solos and duets.
I notice you have played
both Wakker A2 and Suttner. I would like your opinion on how they compare in terms of loudness, sound and playability.
I'm in view of buying one of them, as you may know, it's not easy to choose.

で、私は次のように回答しました。

1. Wakker A2

Both high notes and low notes are very responsive.
Low notes are very loud, but high notes aren't so loud and bright.
It's light and it demands less power.
Not so many Irish musicians play Wakker concertinas.

2. Suttner

High notes are bright and very responsive. Low notes aren't so responsive.
Both high notes and low notes are so loud that my wife used to play it in the pub.
It's a little heavy and it demands more power.
Many Irish musicians play Suttner concertinas.

I prefer a Wakker A2 to a Suttner because I'm not a powerful player.
My wife prefers a Suttner to a Wakker A2 because a Suttner is louder and brighter. You can hear it in the pub.
(My wife plays the concertina much, much better than me. She plays a Dipper now.)

I hope you can find a good concertina that suits you!

そうしたところ、次の決断をしたようです。

You answered all my questions.
I think I will go for the Suttner.
I have so much pleasure listening (and learning) your tunes.

新しい楽器が彼の元に届くのは、早くても数年後かと思いますが、自分の選んだ楽器を気に入ってくれるといいですね。

Wakker_concertina_2 Suttner_concertina_2_2

読みました(洋書/児童文学) ~ mockingbird

8月に紀伊国屋(梅田本店)で「洋書2割引セール」をやっていたときに見つけました。いつか読みたいなぁ…と思っていた本です。

アスペルガー症候群(Asperger syndrome / Asperger's)を持つ女の子(Caitlin)が主人公の物語です。Caitlin の一番の理解者であったお兄さん(Devon)が銃乱射事件で亡くなり、頼るべきお父さん(お母さんはもっと前に亡くなっている)もその事件のショックから立ち直れない中、Caitlin はこの事件(=お兄さんの死)に対するClosure(最終的な心の整理)を見つけようとします。

Caitlin はアスペルガー症候群を持っているので、人の話す言葉の微妙なニュアンスを察したり、行間を読んだりすることが出来なく(つまり、言葉を文字通り捉えてしまう)、お父さん、先生、友達といった周りの人たちとうまくコミュニケーションがとれないのですが、それでも、お兄さんが言っていた言葉 "You have to Work At It." に従い、Closure を見つけるため一生懸命頑張ります。

その Caitlin の姿に、非常に心を打たれました。

この物語は、Caitlin の一人称(in the first person)で語られます。Caitlin の考え方は他の人とはちょっと違っているので、読み始めは少し読みにくかったのですが、慣れてくると、次第に Caitlin 独特の考え方が分かってきて、なかなか興味深かったです。

Caithlin は、人の話す言葉の微妙なニュアンスを察することができないので、周りの人達との会話がちぐはぐになってしまい、少し滑稽なくらいなのですが、時々、言葉を文字通り、ありのままに捉える Caitlin の方が、周りの人たちよりも物事の本質を鋭く捉えているように思える場面があったりして、少し考え込んでしまいました…think

著者の Kathryn Erskine 氏は、なぜアスペルガー症候群を持っている人の気持ち・考え方がここまで分かるのだろうか、と思いながら読んでいたのですが、最後の "Questions and Answers" を読んで分かりました。著者自身のお子さんがアスペルガー症候群を持っているとのことです。

読後に「子供の力をもっと信じないとなぁ…そして、自分も頑張らないとなぁ…」と素直に思える、いい物語でした。お勧めです!

ちなみに、日本語訳も出ていますよ…

読みました(洋書/教育) ~ How Children Succeed

渡辺由佳里さんの「ジャンル別 洋書ベスト500」に載っているのを見て、興味深そうなので読んでみました。

本書では、満足のいく、充実した、良い人生を送る為には、記憶力、理解力、読解力、表現力等の認識能力(Cognitive skills)も大切だが、自己抑制力、粘り強さ、熱意、好奇心といった認識能力以外の能力(Noncognitive skills)の方がより大切である、ということが述べられています。

大切にすべき Noncognitive skills として、具体的には次のような項目が挙げられています。

"Seligman and Peterson's seven character"

1. grit
2. self-control
3. zest
4. social intelligence
5. gratitude
6. optimism
7. curiosity

"Nelson's five leadership abilities"

1. resourcefulness
2. resilience
3. ambition
4. professionalism
5. integrity

特に、経済的に厳しい状況におかれている(貧しい家庭の)子供たちは、親などから必要な安心感を提供してもらえないことが多く、度重なる不運な出来事により心理的にダメージを受け続けてきた結果、この大切な Noncognitive skills を身につけることができず、そのことが貧困を抜け出す際の大きな障害になっているとのことです。

従って、このような子供たちに対しては、従来からの Cognitive skills を鍛える取組みだけではなく、Noncognitive skills を鍛えることに、より焦点を当てて取組む必要があると主張しています。

そして、このような Noncognitive skills を鍛えるためには…

特に、小さな子供に対しては、常日頃から様々なことを安心して話し合えるような関係を築き、子供が不運な出来事により心理的ダメージを受けた場合には、しっかり受け止め、ダメージから回復できるようサポートする。

子供が大きくなってきたら、Noncognitive skills の重要性・大切さを認識させ、今現在どのスキルが足りていないのかを明確にし、その足りないスキルを身につけさせるよう取組む。その為には、失敗(うまくいかない経験)をさせ、そこから学ぶという体験を沢山させる。

ということが大切なようです。

アメリカにおいては、経済的に厳しい状況におかれている子供たちの Noncognitive skills を鍛える取組みについては、 "KIPP middle schools" "OneGoal program" のような効果的な取組み事例が数多く出てきているようで、今後は、より大きな規模で(全国的に)実践していくことが課題になっているようです。

本書は、上記のような内容を、豊富な実例、実験結果、調査結果を交えて述べており、飽きずに読み通すことができました。たくさんの実例の中で、個人的には、チェスを教えるSpiegel先生と生徒との話が、特に印象に残りました。

本書は、経済的に厳しい状況に置かれた子供たちに対する取組みを中心に書かれておりますが、本書でも少し触れられているように、より恵まれた環境の子供たちについても、Noncognitive skills を鍛えることの大切さ等については、意識する必要があると思いました。

個人的には、2児の親として考えさせられる点が多々あり、非常に興味深く読むことができました。

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