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読みました(洋書/社会) ~ THE PSYCHOPATH TEST

副題の"A Journey Through The Madness Industry"のとおり、ちょっと(かなり?)可笑しな人達や心理学者達を沢山訪ねながら、ユーモアたっぷりに話が進んでいくので、とても面白く、毎日の通勤電車で読むのが楽しみでした。

Psychopath(精神病質者)とは、他人に同情・共感したりすることなく、自分の責任をとることもなく、罪悪感もなく、反社会的な行動をとる人達のことのようです。当然、犯罪者になる者も沢山いますが、いわゆる社会的に高い地位について、過酷な政策・方針をためらいなく実行するような者も、どうも結構いるようです。

Psychopath もそうですが、もっと広く「精神障害者」について言っても、「精神障害者」と「通常の人」と明確に区別できる訳ではなく、その間に位置する人達がたくさんいます。しかしながら、「精神障害者」かどうか診断するチェックリストのようなものがあり、一定の点数を超えると「精神障害者」と見なされることになり、「精神障害者」と「通常の人」との間に線が引かれることになります。一定の点数を超えるか否かで、その人の今後の人生が大きく左右されることに、著者はちょっと疑問を感じているように思いました。多くの人が、「精神障害者」的な側面を多少は持ち合わせているのですから…

読了後に、「で、結局、何が言いたいんだろう?」と思ってしまったのも事実ですが、とても興味深く読めましたので、やはりお勧めです!

翻訳も出ていますよ!

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