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Eoghan O'Sullivanさんのワークショップ

先週の日曜日は、Eoghan O'Sullivanさんのフルートのワークショップに行ってまいりました。天王洲のアイリッシュパブRoundstoneで行われたのですが、参加者が私を含めて3人だけのこじんまりとしたものでした。

ワークショップのやり方は、Eoghanさんが曲を4小節ぐらいずつゆっくりと吹いてくれるので、それを聞いて覚えて皆で吹くというものでした。Jig、Hornpipe、Reel(2曲)の計4曲をやりました。

テクニックについてはほとんど説明はありませんでしたが、「ここを吹くときはロールばかり使うのではなく、こういうメロディーで吹いたりするといいよ。」「大きな音で吹くためには、しっかりと下腹で支えて吹いて。」「装飾を入れる時は、いろいろな人の演奏を参考にして自分なりに装飾を入れるといいよ。」「一人でゆっくりと曲を吹くのもなかなか楽しいよ。」「フルートで吹きやすい曲を楽しく吹くといいよ。」などなど、フルートを吹く心構えみたいなことを、けっこうな早口(もちろん、英語…(-_-;)…)でたくさん話してくれました。

Eoghanさんの演奏はかなりパワフルで、店じゅうに音が響き渡るような感じでした。それでいて、比較的ゆっくりとひとつひとつの音を大事にして演奏していました。私なんかだと大きな音で吹こうとするだけで演奏がとっても雑になってしまうので、Eoghanさんはさすがだなぁ!…と感動いたしました。

ちなみに、EoghanさんのフルートはEamonn Cotterさんが作ったキーレスのフルートでした。Eoghanさんは自分のフルートはquiet fluteだと言っておりましたが、そのフルートから出てくる音はものすごくパワフルでした。私のGrinterのフルートも吹いてもらったのですが、やはりquiet fluteだと言っておりました。本当にパワフルなフルーターとしてConal O Gradaの名前が挙がっていましたが、彼が低いDを吹くとフルーター10人分の音量がするとEoghanさんは言っておりました。もしも彼の隣でフルートを吹くことがあったら、自分の音なんか何にも聞こえないんでしょうね、きっと。

そんな感じで、あっという間に2時間経ってしまい、ワークショップは終了いたしました。細かな技術指導みたいな話はほとんどありませんでしたが、フルートに関するたくさんの話が聴けて、じっくりとEoghanさんの演奏を間近で聴くことが出来て、更に何曲か一緒に演奏出来て、なかなか有意義で楽しかったです!

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