コンサーティーナを修理
今日は、午前中にコンサーティーナの中を少しいじりました。前から低いC#の音がきちんと鳴らなかった、ふにゃ~とした音しか出なかったのですが、一度も曲で使ったことがなかった(使う曲を避けていた…)ので今まで放っておいたのです。最近、その音を使う曲をやろうとして、変な音しか鳴らないことに改めて気づいて、直すことにしました。
コンサーティーナの左側のエンド(側面)を外して、リードを取り出しました。リードがリードパン(リードの台)に少し引っかかっているようだったので、リードを止めているネジを緩めて、引っかからないようにしました。リードのテスター(リードの鳴り具合を調べる道具)を持っていないので、直接リードに息を吹きかけて、音の鳴り具合を調べました。20分ぐらいリードの位置を変えたり、ネジを締め直したり試行錯誤して、そこそこいい音が鳴るようになったので、エンドを取り付けました。幸いにもきちんとC#の音が鳴るようになったので、無事修理は終了いたしました。今日はあまり時間をかけずに直すことが出来ました。
コンサーティーナを修理するときは、いつも試行錯誤です。結果的には直っても、どうして直ったのか分からないことも時々あります。あと、リードを止めてあるネジを緩めたり、リードの位置を調整したりするのは、一度やってしまうと元に戻すのが大変(リードの位置調整が非常に微妙)なので、あまりやらない方がいいかもしれませんね。やる場合には、場合によってはきちんと直すまでに数時間かかる、最悪の場合には元よりも音が悪くなってしまうことを覚悟してからやった方がいいと思います。
で、コンサーティーナを直してから、C#のある曲(Jig)を練習したのですが、まだまだ左手の指が思うように動いてくれなくて、きちんと弾けませんでした。こちらは、練習あるのみですね…
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お久しぶりです!
あっ!!文字化けが直っている〜!?なぜだろ??
ばんざ〜い\(^o^)/
コンサーティーナ修理、大変そうですが楽しそうですね。
なんだかプロっぽい・・・。
私は最近、鍵盤ハーモニカを落として壊してしまい
分解して直す羽目になりました。
なんとか復元した後、なぜだかピッチが上がってしまいました‥。
またお邪魔させていただきます♪
投稿: へー。 | 2005/05/01 23:33
へーちゃん、ご無沙汰いたしております。文字化けが直ってよかったですね!
うちにも分解した(安い)鍵盤ハーモニカが1台あります。リードをどう削ったら音程を変えられるか実験する為に、かみさんが買ったものです。お蔭様で、ある程度はコンサーティーナの音程をリードを削って調整出来るようになりました。まだ、微妙な調整は出来ないのですけどね…
それでは、またのお越しを楽しみにしております♪
投稿: 日記の著者 | 2005/05/02 23:36
初めまして。検索していて見つけました。
私も同様のブログを今年に入ってから始めました。主に京都のウッドノートでセッションを楽しんでいます。
とても親近感を覚える内容ですね。またちょくちょく覗かせてもらいますので、よろしくお願いします。
投稿: 純 | 2005/05/05 16:32
純さん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます! ブログ拝見させていただきました。フルート奏者の紹介がとても充実していて、楽しく読ませて頂きました。これからも時々読ませていただきます!
私は主に、東京・大崎のシャノンズのセッションにフルート&コンサーティーナ(←あまり弾けません)で参加させてもらっています。東京のセッションはフィドラーが一番多いですかね。私のブログもたまには書き足していこうと思っておりますので、宜しくお願いいたします。
投稿: 日記の著者 | 2005/05/07 12:53
お返事ありがとうございます。
コンサーティーナ、いいですねぇ。クレア辺りの優しい感じの演奏が大好きです。
私もブログの更新はぼちぼちですが、今後ともよろしくお願いします。
投稿: 純 | 2005/05/07 21:51
やりましたね。遂に自分でバラしたんですね?
僕も新しいフィドルに、道具を借りて早速手を入れました。でも、帰ってから日本でどんな音がするか、少し不安でもあります。と言うのも、持って来た楽器がこちらでは結構おとなしいので、、、
投稿: yk | 2005/05/07 21:57