ブログの紹介

ご訪問、ありがとうございます! このブログでは、アイルランド音楽(アイリッシュ・フルート&コンサーティーナ)のことや、訪れた旅行先のことを中心に、思いつくままに記事を書いております。

洋書(ビジネス書、ノンフィクション、絵本等)の感想も書いておりましたが、だいぶ記事が溜まってきましたので、別のブログとして独立させました。こちらも、よろしければご覧下さい。

 ⇒ 「洋書雑読記」 http://irish.cocolog-nifty.com/english_book/

アイルランド音楽の曲については、セッションでの録音や自分の録音を別のブログ(英語)に載せておりますので、曲を探す際にでも使っていただければ幸いです。

 ⇒ 「Irish Flute and Anglo Concertina」 http://irish.cocolog-nifty.com/flute_concertina/

また、「アイリッシュ・フルート」や「コンサーティーナ」を時々売りに出しておりますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さいませ。

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<現在売り出し中の楽器>

〔コンサーティーナ〕

・Top Lachenal 【アングロ、31キー、C/G、コンサーティーナ・リード 】

 詳細 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/top-lachenal650.html

 ※ケース付で650,000円になります。

・Morse 【アングロ、30キー、C/G、アコーディオン・リード 】

 詳細 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/ceili-2b92.html

 ※ケース付で280,000円になります。

〔フルート〕

・Shannon 【キーレス、D管、ポリマー製】

 詳細 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/shannon48000-28.html

 ※ケース無しで42,000円になります。

・Vincenzo Di Mauro 【キーレス、D管、デルリン製】

 詳細 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/vincenzo-di-mau.html

 ※ケース無しで72,000円になります。

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<ご参考>

アングロ・コンサーティーナのメーカーについての記事はこちら…

 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-5cf2.html

アイリッシュ・フルートのメーカーについての記事はこちら…

 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-3e08.html

プラスチック(デルリン等)製のフルートのメーカーについての記事はこちら…

 ⇒ http://irish.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-ad3d.html

コンサーティーナ売出し中!<Top Lachenal/650,000円/ケース付>

メーカー】 ラケナル(Lachenal)

キー】 C/G、アングロ

ボタン】 31ボタン、メタル・ボタン、ジェフリーズ(Jeffries)レイアウト

エンド】 メタル・エンド

リード】 コンサーティーナ・リード

製作年】 1930年頃

2015年の秋に、英国の Barleycorn Concertinas (Chrisさん)から購入し、2016年の夏に、米国の Greg Jowaisas さんに約11万円かけてグレード・アップしていただきました。

 <グレード・アップの内容>

  ・ 蛇腹(bellows)、バルブ(valves)、パッド(pads)の交換

  ・ バルブの交換に伴うチューニング

  ・ レスポンスの向上(リード、アクションの調整)

Bellows_2 Bellows_3

Valves_1 Valves_2

このLachenalは、1930年頃の限られた時期にだけ製作された特別なモデルで、Lachenalでは一番良いモデル(Top Lachenal)とのことです。

Lachenalは通常、ボタン配列はWheatstoneレイアウトで、リードは放射状に並んでいるのですが、この楽器はJeffriesレイアウトで、リードも並行にならんでおり、Jeffriesを意識した作りになっております。

弾き心地(レスポンス)は、さすがに状態の良いJeffriesやCrabbには及びませんが、以前弾いていた Wheatstone より弾きやすい(レスポンスが良い)と感じました。

グレード・アップ前の価格(598,000円)にグレードアップ費用(約11万円)をプラスすると、ちょっと高くなってしまいますので、売出し価格は、間をとって650,000円といたしました。

<グレード・アップ後の写真>

※見た目はほとんど変わりませんが、後日アップいたします。

<グレード・アップ前の写真>

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ご興味のある方がいらっしゃいましたら、メール等でご連絡下さいませ。大阪近辺にお越しいただければ、試し弾きも可能です。 また、大阪や京都のセッションにも時々行きますので、その際にも試し弾きしていただけるかと思います。

よろしくお願いいたします。 m(_ _)m

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グレード・アップ前に、何曲か録音しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。コンサーティーナ・リードらしい音色を感じてもらえたらと思います。

コンサーティーナ売出し中!<Morse/280,000円/ケース付>

【メーカー】 R. Morse & Co.(The Button Box, Inc.)

キー】 C/G、アングロ

ボタン】 30ボタン、デルリン(Delrin)ボタン、ジェフリーズ(Jeffries)レイアウト

エンド】 ウッド・エンド

リード】 アコーディオン・リード

製作年】 2008年(2016年にメーカーにてメンテナンス済)

2016年の夏に、メーカー(米国のButton Box)から直接購入したものです。メーカーが個人ではないので、将来的なメンテナンスに不安がないかと思います。

Morseは、アコーディオン・リードの楽器として評価が高いと思います。アコーディオン・リードで私が一押しのEdgleyと比べると、レスポンスは気持ちEdgleyの方が良いと思いますが、Morseの方がボタンが押しやすい(滑りにくい)と思いました。また、楽器の重さがEdgleyに比べて軽いのも、大きなメリットだと思います。

(写真は後日アップいたします)

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、メール等でご連絡下さいませ。大阪近辺にお越しいただければ、試し弾きも可能です。 また、大阪や京都のセッションにも時々行きますので、その際にも試し弾きしていただけるかと思います。

よろしくお願いいたします。 m(_ _)m

宵山(祇園祭・前祭)

今年は祇園祭の宵山が土曜日でしたので、一家で行って参りました。

人身事故で阪急電車のダイヤが乱れておりましたが、無事に烏丸駅に到着。烏丸通から西に入り、「孟宗山(もうそうやま)」「占出山(うらでやま)」を通り、「山伏山(やまぶしやま)」に到着。勤務先の京都支店が近くにあります。

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ここより北の「山」はすべて後祭で、来週が宵山。

ここから西に向かうと、和雑貨のお店「くろちく」があり、毎年セールをしています。かみさんと娘たちは、これが楽しみの様子。私は店の外で、ガードレールに腰掛けてしばし休憩。

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買い物後、抹茶のかき氷を食べ、南に向かうと「放下鉾(ほうかぼこ)」がありました。

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四条通に出ると、すごい人出。西に向かい「郭巨山(かっきょやま)」「四条傘鉾(しじょうかさぼこ)」の横を通り過ぎ…

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南下して、「油天神山(あぶらてんじんやま)」を通り、毎年粽(ちまき)を買っている「太子山(たいしやま)」に到着。

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今年は人出が多いらしく、粽はまさかの売り切れ。4年前は、この辺りは人が少なかったはずなのですが…

今年はどこで粽を買おうかなぁ…とかみさんと考えながら、「木賊山(とくさやま)」を通り過ぎ、「白楽天山(はくらくてんやま)」に到着。

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「太子山」と同様、学業成就のご利益があるとのことで、ここで粽を買うことにしました。

その後は、下の子の為にお手洗いを探してさまよい、なんとか閉店間際の東急ハンズに滑り込みました。ハンズを出ると、四条通はものすごい人手。「これはあかん!」ということで、阪急電車に乗って、そそくさと退散いたしました。

私は3回目(かみさんと子供達は5回目)の宵山でしたが、今回は異常なくらいの人出だったような気がします。インバウンド効果かな、景気がいいなぁ…などと思いつつも、もう少し落ち着いて楽しみたいなぁ…というのが正直な感想でした。

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子供達も、私も、学業がうまくいきますように…

アイリッシュ・フルート売り出し中 <Vincenzo Di Mauro/72,000円/ケース無>

デルリン(Delrin)製のアイリッシュ・フルートを売りに出します。キーレスのD管で、2016年製です。

製作者はアイルランドのVincenzo Di Mauro氏です。比較的新しいメーカーで、木製フルートも製作しています。

このフルートは、Rudall & Roseモデルでmedium sizeの音孔になりますので、細身で持ちやすいと思います。また、作りは丁寧で、デルリン製にしては吹きやすいと思います。

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これまで、旅行等に気軽に持って行けるように、デルリン製のフルートをいろいろと試してきたのですが、「私の吹き方」ではDave Copley氏のものが一番吹きやすいかなぁ…と思いまして、このフルートも手放すことにいたしました。

私は現在、大阪在住ですので、関西圏のセッションであれば、楽器をお持ちできると思いますので、試奏してもらえるかと思います。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さいませ。よろしくお願いいたします。

コンサーティーナのチューニング

売り出し中のコンサーティーナ(Top Lachenal)は、チューニングがA=441となっておりましたが、買い手の方にとって少し抵抗があるかなぁ…と思いまして、標準のA=440にチューニングし直しました。

60枚のリードをチューニングする(今回は、少しだけ音程を下げる)ことになるので、土日をかけて終わればいいなぁ…と思っておりましたが、思っていたよりもスムーズに作業が進み、本日(土曜日)、無事終了いたしました。

今回は、「シックネス・ゲージ(すきまゲージ)」と「グラスファイバーやすり」を購入して、使ってみました。

1 シックネス・ゲージ(すきまゲージ)

Davidさんの「The Concertina Maintenance Manual」で"Feeler Gauge"と呼ばれているものです。すき間の幅を調べる道具ですね。

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チューニングには、0.05mmのものを使います。

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といっても、厚さを測る訳ではなく、リードを削る際に、下記写真のとおり、リードとフレームの間に挟んで、リードを支持し、フレームを保護する為に使います。リードとフレームを分離する役割です。

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これまでは、丁度いい厚さ・硬さの紙を探して使っていました。すきまゲージの方が紙よりもリードとフレームの間に挟みやすく、今回は、かなり快適に作業ができました。

2 グラスファイバーやすり

Davidさんの「The Concertina Maintenance Manual」で"Fibreglass Pen"と呼ばれているものです。時計等の傷を補修する(目立たなくする)のに使われているようですね。

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今回は、リードとフレームの汚れを取る為に使いました。留意点としては、リードの汚れをとると、結果的に音程も変わってくることが多く、再チューニングが必要になることが多いと思います。

3 金属製やすり(ご参考)

ちなみに、リードを削るやすりは、金属製のもので、片面が平べったく、片面が丸く(円弧状に)なっているものを使っています。

Davidさんの「The Concertina Maintenance Manual」には「ダイヤモンドやすりでも良い」と書いてあるのですが、「ダイヤモンドやすりは、リードにダメージを与えてしまう虞がある」との意見もどうもあるようなので、最近は金属製のやすりを使うようにしています。

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やすりの平らな面はリードの先を削る(=音程を上げる)のに、やすりの丸い面はリードの根元を削る(=音程を下げる)のに使います。

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リードは、楽器にはめると音程が下がるので、それを考慮してチューニングしていきます。詳しいやり方について、3年程前に作った下記のビデオをご参考にして下さい(英語ですみません…)。

休み休みでも、流石に60枚のリードをチューニングすると疲れましたが、よい経験になりました! コンサーティーナの修理屋さんは、本当に大変なんだろうなぁ…としみじみ思います。

Kevinさんのアイリッシュフルート・ワークショップ

昨日は、堺市の土塔庵で開催された、Kevin Ryanさんのアイリッシュフルート・ワークショップに行ってきました。

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いろいろと良い話を伺うことができましたので、自分にとって大切そうなことを、忘れないように記録しておきたいと思います。

・フルートは息で音を作る楽器なので、(アイルランド音楽で使う)他の楽器よりも演奏が安定しない傾向がある。

 ・フルートの場合、演奏の良し悪しは、楽器の良し悪しではなく、99.99%は演奏者(の能力)で決まってくる。しかし、安価な質の悪いフルートは、音程が悪すぎたり空気漏れがあったりするので、できるだけ使わない方が良い。

・ロングトーンが大切である。お腹でしっかり呼吸しつつ(支えつつ)、出来るだけ優しく、長く吹くこと。音色にも十分気を配ること。

・良い音色を探すことは、一生(死ぬまで)続けなければならない。ロングトーンをしながら、歌口の向きを少し外側(内側)にしてみたり、フルートの足部管を上げて(下げて)みたり、前に出して(後ろに下げて)みたりして、クリアな音色が出せるポイントを探ること。

・曲を練習するときは、間違わないくらいの、ゆっくりとしたテンポで練習した方が良い。

・失敗をすることは大切で、その失敗から学ぶことで、だんだん上達していく。

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ワークショップが始まる前にも、いくつかアドバイスを受けました…

・Cナチュラルのキーは、上のCだけでなく、真ん中のCでもできるだけ使った方が良い。音程がきちんと合うし、音色も明るくクリアになる。

・下のDから真ん中のDまで、半音階の練習をした方が良い。上がり、下がり、両方ともゆっくりとやること。そのうち慣れてきて、自分の体にプログラムされ、早くできるようになる。そうしたら、リール等でも使えるようになる。

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演奏の工夫の仕方(装飾、タンギング、変奏等のノウハウ)についても訊きたかったのですが、残念ながら時間切れになってしまいました…

それでも、最も訊きたかった、良い音色を出すコツ、その為に気をつけること等について教えていただけたので、非常に良かったと思います。

ということで、帰宅後早速、音色を気にして1セット録音してみました。夜中に録ったので、少しバテていますが…

【追記】

少しだけですが、真ん中のCをキーを使って吹いてみました(2曲目のAパート)。2曲ともまだ私には難しく、いま一つの音色ですがご容赦を…

Lachenalにもいろいろあります…

この間はJeffriesのコンサーティーナについての記事を書いたので、今回はLachenalのコンサーティナについて書いてみます。

CONCERTINA.netの記事によりますと、Lachenalは1850年から1936年までコンサーティーナの製作を行っていたようです。Jeffriesのような上位機種ではなく、沢山の中位機種を製作していたようです。

Lachenalにもいろいろあるようですが、凡そ次の3種類に分けられるかと思います。

※アイルランド音楽で最も使われる、30キー、C/Gのアングロ・コンサーティナを念頭においています。

※価格はあくまで目安です。Barleycorn ConcertinasのHPを参考にしています。

※画像は CONCERTINA.netButton BoxBox PlaceIrish MusikHobgoblin から持ってきました。

1 マホガニー・エンド

(ブラス・リード £650~/スチール・リード £1000~)

現在でも、比較的お手頃な価格で沢山出回っている、側面の材質がマホガニーの楽器です。

楽器のレスポンスはあまり良くないと思いますが、アンティークのコンサーティーナ・リードの楽器らしい、味わい深い音色がするかと思います。

Mahogany_1550_euros

Mahogany_1700_2

Mahogany_1800

2 ローズウッド・エンド

(£1800~£3000/状態による)

この、側面の材質がローズウッドの楽器も、中古市場に沢山出回っています。

マホガニー・エンドのものに比べて、エンドの模様が複雑になっています。

状態にもよるのですが、この楽器になるとリールにも十分対応でき、セッションでも使えると思います。装飾音を入れたりするのが少し大変かと思いますが、上手い人はこのレベルの楽器を弾いても、装飾音をきちんと入れてきます(私には無理…)。

Reosewood_1600_pounds

Rosewood_2900

Lachenal12

(一番下の楽器は、かなり前に私が弾いていたLachenalです。ダブリンで購入。)

3 メタル・エンド

(£1800~£3000/状態による)

側面の材質が金属の楽器です。感覚としては、ローズウッド・エンドの楽器よりも中古市場に出回っている台数が少ないかと思います。

メタル・エンドの楽器の方がローズウッド・エンドの楽器よりも弾きやすい(反応が良い)、ということはないと思います。リードの品質も含めて、ほぼ同等のようです。

Metal_2650_euros

⇒上記のようにエンドの模様がシンプルなものは、価格が安くなる傾向があります。

Metal_2500_2

⇒一つ上の楽器よりも、少しだけですが模様が洗練されていますね。

Metal_2195_pounds_2

Metal_40key_2600_pounds

⇒上記のようにエンドの模様が複雑なものは、価格が高くなる傾向があります(ローズウッド・エンドよりも高くなる傾向あり)。

<番外編 Jeffriesタイプ>

このタイプの楽器は、ほとんど見かけることはないと思いますが、最近入手したのでご紹介いたします。少しマニアックです…

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Lachenalは、普通はキー配列がWheatstone配列で、リードは放射状に並んでいます。しかしこの楽器は、Lachenalにも拘わらず、キー配列がJeffries配列で、リードは平行に並んでいます。

メタル・エンドの模様もJeffriesと同様です。

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状態の良いJeffriesに比べると、やはりリードの反応やキーの動きは劣りますが、以前弾いていたローズ・ウッドのLachenalWheatstoneよりも弾きやすいと感じました。

この楽器は、Lachenalが製作を止める前の数年間だけ製作された特別なモデルとのことで、中古市場には殆ど出回っていないようです。Lachenalの中では一番良いモデルとのこと。

Jeffriesと(普通の)Lachenalでは、品質面でも価格面でもかなり差があるので、その中間に位置する楽器としてとても興味深いです。個人的には、音色がとても気に入っているので、最近はこの楽器ばかり弾いています…

【売れました!】コンサーティーナ売出し中!(Clover/250,000円)

下記の楽器、他の方にお譲りすることができました。ありがとうございました。

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この度、Wim Wakker氏のアコーディオン・リードのコンサーティーナ(Clover)を売りに出します。C/Gのアングロ・コンサーティーナです。

2012年にキットで購入したもので、塗装、組み立て、最終チューニングは私が行っております。キー配列は、Wheatstone配列30キーで、エンドは木製です。

良いリードを使っているようで、なかなか反応の良い楽器です。アコーディオン・リードのコンサーティーナでは最も反応が良いと評判のEdgleyと比べても、それほど劣らないと思います。

組み立ててから数年はよく弾いていたのですが、やはり個人的にはコンサーティーナ・リードの音色が好きで、最近は弾く機会が減ってしまったので、売りに出すことにいたしました。

現在、Cloverを輸入すると、税金や送料を含めると32万円くらいになるかと思いますので、とりあえずは、先日お譲りしたH. Crabb & Sonと同じく、25万円にて売りに出したいと思います。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、メール等でご連絡下さい。大阪近辺にお越しいただければ、試し弾きも可能です。

よろしくお願いいたします。 m(_ _)m

A BE F
C D
G H

Gig bagが付属しています。ただ、2つあるファスナーのうち一つのファスナーの持ち手がとれてしまっています。すみません…

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また、キットで購入したので、組立て説明図もございます。

Manual_2

これまでに、この楽器を使って何セットか録音しておりますので、ご参考までに…

また、最終チューニング前ですが、妻に少し弾いてもらったことがありましたので、こちらもご参考までに…

Jeffriesにもいろいろあります…

Jeffriesは製作されなくなってから大分経っていますが、アングロ・コンサーティーナについて言えば、Jeffriesに匹敵するメーカーがなかなか出てこないのが実情です。匹敵するのはDipperぐらいでしょうか…

そんなJeffriesも、年代によって品質が異なります。

まず始めに、「1890~1900年頃の楽器」は、下の写真用のように、ボタンの間に銘が刻まれています。この頃の楽器は、そこそこ品質が良いかと思います。

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Bbf_jeffries_concertina_8_button

Bbf_jeffries_concertina_5

(↑写真:我が家のB♭/F)

次に、「1900~1920年頃の楽器」は、下の写真のような銘が刻まれています。一般的に、この頃の楽器が、最も品質が良いとされているようです。

Jeffries_concertina_7_mark

Jeffries_concertina_5

(↑写真:我が家のC/G)

Mark

End_1

(↑写真:我が家のA♭/E♭)

そして、1920年代になると、どうも、メーカーが「Jeffries Brothers」と「C. Jeffries」に分かれたようです。この頃の楽器は、弾いたことがないので品質がよく分かりませんが、他の時期のJeffriesに比べて、少し安く売買されている気がします。

従前と同じ住所(23. Praed Street)の「Jeffries Brothers」は、下の写真のような銘が刻まれています。従前とほぼ同じ銘で、一番上の名称が「C. JEFFRIES」から「JEFFRIES BROS」に変わっただけですね。

Jeffries_brothers

Jeffries_brothers_2

(↑写真:Button Boxに売りに出されていたB♭/F)

一方、新しい住所(Aldershot Road)に移った「C. Jeffries」は、下の写真のような銘が刻まれています。

Aldershot_road

Aldershot_road_2

(↑写真:CONCERTINA.netのフォーラムで売りに出されていたC/G)

これ以降は、残念ながらJeffriesは作られていないようです。

で、下の写真のような銘が刻まれている楽器は、いつの時代のものなのか?

1890~1900年頃の楽器」であるという考えと、「1920年代の楽器」であるという考えがあるようですが、私は、ボタン形状の類似性(ボタンが細い)、銘の文字の類似性から「1890~1900年頃の楽器」であると推測しています。

Old_jeffries

Old_jeffries_2_3

(↑写真:Button Boxに売りに出されていたC/G)

他にも、下の写真のように、銘が「C. Jeffries」ではなく「W. Jeffries」となっている、めずらしい楽器もあるようです。「1920年代の楽器」であると推測されているようです…

W_jeffries

(↑写真:CONCERTINA.netのフォーラムより)

一口にJeffriesと言っても、いろいろな年代のものがあって、なかなか興味深いです。個人的には「1920年代の楽器」を弾いたことがないので、いつか弾いてみて、品質を確かめたいなぁ…と思っています。

なお、Jeffriesはアンティークですので、同じ年代であっても品質・状態にバラつきがあります。ご留意下さい。

(この記事は、CONCERTINA.netの記事を参考に書きました。)

コンサーティーナ・リードの調整

JeffriesのAb/Ebのコンサーティーナを弾いていたら、左手側の右下の低いFの反応が少し悪かったので、リードを調整してみました。

Photo

左手側のエンドを外して、リードパンを取り出し、リードを外します。

Photo_2

Reed

低音では、リードとフレームとの間にある程度のすき間が必要ですが、これは少し広すぎでしょうか…

Reed_before_2

低音のレスポンスについては、個人的な好みもあるかとは思いますが、私はこのぐらいにセットして、丁度良く感じました。

Reed_after

この曲も、少し弾きやすくなりました。

今回は、調整に40分くらいかかりました。

低音のリードは、高音のリードに比べて調整が難しいですね。低音のリードは厚さがあるので微調整が難しいですし、また、高音のリードに比べて反応が鈍いので、リードとフレームの最適なギャップ(間隔)を探し当てるのが、なかなか一苦労です。それだけに、やりがいもありますが…

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